大阪都構想とカンブリア爆発(その2)

以下は昨日の続きである。   生物は変化を嫌う傾向があると思う。 それは、ある意味で当然だろう。 だから平時には保守的傾向が強くなる。 これが人間の思考や行動とも同じであると言えば穿ち過ぎだろうか?? &nbs…

大阪都構想とカンブリア爆発(その1)

週末は寝たきり生活を満喫していた。 で、何となくテレビ番組を見ていたら 橋下大阪府知事が出演されていて大阪の改革について述べておられた。 編集のせいなのか、番組の最初と最後に論理矛盾を感じたところもあったが、 おおむね楽…

コーヒーと肝機能

    先日、「原因と結果」と題したコラムを書いた https://hashimochi.com/wp-admin/post.php?action=edit&post=4164。 長々と書いた…

原因と結果

地球温暖化の話で、一方の議論が大きく広まっているので目立たないみたいだが、 科学的には二つの議論が同時になされている。 地球が近年温暖化しているという事実と二酸化炭素が増えている事実に関してである。 よく耳にするのは温室…

水戸黄門

水戸黄門の放送がなくなるようですね。 これも市場原理かと納得はします。 特に黄門さまを見ていた訳でもないので寂しいという気持ちもさして無いし。 でも、これでひとつの日本語が消えるのかも知れませんね。 「黄門さまの印籠のよ…

もうおわかりですね?

このような文言を文章の中に時々見かける。 読み手の問題が多分にあるのだから一概には言えないのだが、 なんだか読者をバカにした表現だと感じることがある。   以前に誤訳の問題を扱った文庫(新書だったかも?)を読ん…

葬式

葬式に関して「へえ」って思う考え方を聞いた。 経験のある方もいらっしゃるだろうが、 日本の葬式はとにかくたくさんすることがあり それも、葬式という性格上、予定を組んでおくこともできず、 ただただ、ある瞬間から短い時間のう…

時間

時間とは相対的なものだという。 それはおそらく間違いないだろう。 だが、私たちは物事を考える時に「絶対的な時間」を想定している。 発生の時間と進化の時間は絶対的なものとして思考の前提におかれている。 単にショウジョウバエ…

箸と着物

昭和に入ってもけっこう長い間、庶民の服は和装だったようだ。 今では和服はかなり特殊な状況でしか着ないと思うが当時は逆に洋装の方が特殊だった。 で、現状から想像するに洋装が増えてくるに応じて 和装に対する自虐的な見方が生じ…

運転

私は大学に入ってすぐに運転免許を取った。 そして夏には車を買って毎日乗り回していた。 その後、アメリカから帰国するまでの間は ほぼ毎日と言っていいくらいに車を運転していた。   帰国後に運転しなくなったのは車を…

技術と芸術

独創的な発想をする力は凡人にはないだろう。 ただ、いくら独創的で斬新なものを思い浮かべても、 それを具現化する腕がなければなにも産み出せないだろう。 ただ、逆の場合、すなわち発想力はないが技術がある場合には、 それを芸術…

真似と融合と創造

創造とはまさに新しい概念を創成することだろうと思う。 では、これまでにまったく新規の概念の想像がどれほどできてきたのだろうか? 技術の分野では多くの革命的なbrand-newが生まれてきたのは間違いない。 それまでの概念…

今日の芸術

岡本太郎の「今日の芸術」を読み続けている。 何度も止まり読み返したりしているので小説を読むようには進まないのだが、 楽しんで読むことができている。 ご承知の通り、私はすべての物事を「関係性」の視点から理解する傾向にある。…

線の意味

この欄で先日「今日の芸術」に関して書いた時に岡本太郎の言う「八の字文化」について触れた。 これをもう少し考えてみたい。   八の字文化とは、たとえば絵画の線一本一本に言語的な意味付けをすることであろう。 こう描…

写実と抽象

絵画を極端にみたら写実画と抽象画に分けられるような気がする。 専門家ではないのでこれ以上に分けられるのか、 あるいはこの分け方が正しいのか分からないが、 素人目でそのように感じてならない。   で、「今日の芸術…