コーヒーと肝機能

 

 

先日、「原因と結果」と題したコラムを書いた

https://hashimochi.com/wp-admin/post.php?action=edit&post=4164。

長々と書いたのだが、思いつきはコーヒーが肝臓に良いという何かの記事だった。

独立した(根はつながっているのかもしれないが)二つの記事を読んだ。

ひとつは単純にコーヒーを飲むことは肝臓に良いというものであり、

もう一つは、コーヒーの摂取がγ-GTPの値を下げてくれるというものだった。

ご存知の通り、γ-GTPは肝機能の指標となる値である。

これまたそれ以上調べていないのでいい加減な内容になるが、

その時に思ったことは、γ-GTP以外の値に効果はないのか?ってことだ。

そこから妄想が膨らんで、コーヒーが肝臓に良いのではなく、

たまたま何らかの機構によりγ-GTPの値だけを下げる効果があるにすぎないのではないか?と思った。

もちろんこの妄想には何の根拠もない。

で、これに血圧だのコレステロールだの地球温暖化だのといった

どこかで聞いた話をごちゃごちゃくっつけてコラムにしたという訳である。

 

で、以前にも書いたのだが、私はコーヒーを非常によく飲む。

薄いのしか飲まないが、家にいる時なら一日に軽く1〜2リットルは飲むと思う。

冬場はホットコーヒーにスコッチをたらして(たらすという表現よりは多いと感じるが)、

夏場はアイスコーヒーにスコッチをたらして飲んでいる。

私のことをご存知の方はよくわかると思うのだが、

私は人並み以上にアルコールを飲む。

しかし、過去に「二日酔い」になったことがない。

無茶苦茶に飲んだ翌日も、朝から普通に酒を飲める。

二日酔いの定義を知らないのだが、

とにかく「気分が悪い」「吐き気がする」「頭が痛い」といった

俗にいわれるような二日酔いの症状を経験した事が無いのだ。

まあ、それが身体にいいことなのかどうかはさておき、

もしかしたらその理由のひとつにコーヒーを飲むことがあるのかな?と少し思ってしまった。

もしそうならコーヒーは肝臓に良い!!と言って構わないかもしれない。

ただ、対照実験がないのでなんとも言えない。

一年間コーヒーを飲まずに酒を飲み続けて肝機能が悪化したら証明になるかもしれないが、

健康を引き換えに証明するのもイヤなので謎のままで放置しておくことにする。

 

ちなみに最近は研究館内の自動販売機で売られている缶コーヒーを好んで飲んでいるのだが、

さすがに市販されているものは濃いので薄めて飲むようにしている。

アルコールもそうだが、コーヒーでも、あるいは香辛料などの刺激物にしても

キツいのは喉と胃の粘膜が受け付けなくなっている。

だから、以前は好んで飲んでいた蒸留酒のロックも最近では水割りになっているし、

「激辛」料理も「少し辛め」くらいへと嗜好は変わってきた。

コーヒーも薄めになってきたし、年なのだろうなあ。