京都大学大学院理学研究科植物学専攻博士後期課程修了。東京大学医学部、カリフォルニア大学アーバイン校、京都大学ウイルス研究所、京都大学大学院生命科学研究科、JT生命誌研究館主任研究員(大阪大学大学院理学研究科・招聘教授を兼務)を経て、現在は東京都立大学理学部・客員教授。
元々、タンパク質を精製し核酸との相互作用を試験管内で解析するというかなり生化学寄りの分子生物学を行なっていた反動で、現在は「分子(遺伝子)で生きものは分からない」との立場を取っている。名古屋大学へ集中講義に行った時,近藤滋教授(現大阪大学)から「遺伝子が嫌いな発生学者」と紹介されてしまった・・・。詳細は、このブログのあちこちを読んで感じ取っていただきたい。
理科教育にも興味を持っており、ご要望を受けて高校教員や高校生を対象に「研修会」や「探求授業」なども開催している。「研修」や「授業」の体裁(橋本からの一方通行)ではなく参加者全員で考えようという試みが好み。誰もが知っている知識を論理的に考え直すことでまったく新しい世界が開ける快感を多くの若い人に知ってほしいと願っている。特技はカッパの顔真似です。
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