無の存在、その後

おそらく我々人間が持っている規則性の概念が通じない何かが自然界にはあるだろう。 その壁を乗り越えない限り高次の規則は見いだせないとするのがいまの方法論だと思う。 しかし、この考え方は結局何も見いだせないと言っているに等し…

無の存在

先日、電車の中吊り広告で面白い言葉を見た。 「不連続の連続」である。 この言葉を見て標記の言葉を瞬間的に思い出した。 さて、ケメルマンの向こうを張ってこれらの言葉で遊んでみよう。   「不連続の連続」ってことは…

親日

このところ周辺の国との関係がぎくしゃくしていて 日本は世界的に嫌われているという論評をする政党もあるようだが、 実は世界には親日国が多いといわれている。 親日国が多い理由は様々であり、 たとえばトルコの軍艦が和歌山沖で座…

集合知

先日、集合知の話を書いた。 https://hashimochi.com/archives/7580 で、いまの「すたっぷさいぼう」の話になるのだが、 このねつ造だの盗用だのといった話はすべてネットから出てきている。 「…

Hope for the best, plan for the worst

昨日の続きですが、標記の言葉は研究にも当然当てはまります。 好結果を希望して実験します。 実験結果がよいものであれば喜びもあります。 しかし、それを証明するためには、 読者があらゆる水準において否定的であると考え、 それ…

性善説

私は中村桂子館長に「橋本さんは性悪説だから」と暗に非難されたことが何度かあります。 性善説の意味は分かりますし、素晴らしい思想なのだとも思います。 しかし、やはり現実問題としての組織の運営においては 何事にもHope f…

オートプシーイメージング

これもこの数日の続きなのだが、何となくタイトルを変えてみた。 オートプシーイメージングの話を思い出した。 AIとも略され死亡時画像診断とも呼ばれる。 ある種の病理解剖や検死に近いものだ。   AIは、ご遺体をた…

生きものの論理 その3

さらに蛇足。   いまの翻訳ソフトはなかなか素晴らしいと思うのだが、 その理由は、結局は翻訳の基本原理を考えるのをやめて、 とにかく網羅的にすべての言葉を取り込んだということだ。 これはすなわち、人間が言語を習…

生きものの論理 その2

蛇足のような続きである。   私が思う「言語における文法」は、 たとえば日本語における動詞の五段活用みたいなものを想像していただけると分かりやすい。 日本語という体系を調べていくと「五段活用」という規則が見いだ…

生きものの論理 その1

私は生命の論理はゲノムであると考えているのだが、 こう考えると一般的なゲノムの意味合いと異なるかもしれないので、 あえてこのことを主張するつもりはない。   さて、生きものの論理を考えることと生物を研究すること…

月日は

「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人なり」   旅をするにはもちろん時間の流れが必要である。 しかし、旅そのものは訪れた場所の記憶、 仮に移動中の車内の出来事であっても、 その瞬間の記憶の集積ではないだろ…

霊性の時代

今日の新聞記事にあったのだが、 フランスの作家アンドレ・マルローは、   「21世紀は霊性の時代となろう。 霊性の根源には神話があり、それは歴史の一面を物語っている。 世界の神話が現代なお生きているのが日本であ…

ゲノムの方法論ー続き

昨日の話の続きです。 まあ蛇足に近いかな?   結局、思考で何かを求めるためには そこには論理的な因果関係がなくてはならない。 思考の方法論は論理であるからである。 で、たとえばコンピュータプログラムを走らせた…

続ノックスマシン、またはゲノムの方法論

先日に引き続き法月綸太郎の「ノックスマシン」から話を始めます。 この書籍の内容を楽しめるにはかなりの予備知識が必要だと思います。 私は小学校の頃から推理小説を読んでいました。 それほど体系づけて読んでいたわけではありませ…

日本史を必修科目に

日本史を高校で必修化することが検討されるとの新聞記事が出ていたのだが 当たり前すぎて何も言うことはない。 小学校では神話を教えるべきだし、 高等学校では俗に言う日本史はもとより 日本近代史の勉強は絶対にしなければならない…