SFTS

最近の報道によると、SFTSは2013年に発見されたとあった。ということは、人類(日本人?)にとってこれまで出会ってこなかった病原体ということになるのだろう。だったら、先日、SFTSについて書いた内容は少し訂正しなければならないだろう。

ただ、先日の内容の本質的なところはそれほど間違えているとは個人的には思っていない。少なくとも、自然の中で泥にまみれて生活することは重要だと考えているし、過度な「潔癖症」は自分の首を絞めていると思っている。だとしても、SFTSに関しては少々思い込みが入り過ぎたようである。

「発見(報告)された」ということが、その時に突然出現したことを示すのではないので、実は以前からあったものがこの年に初めて報告された可能性は低くないと思っている。もっといえば、現代人の生き過ぎた潔癖症のせいで、これまで隠れていた病気(症状)が目の前に現れただけなのかもしれない。何にしても、体の抵抗力をつけておかなければ病気に立ち向かえないし、そのためにもホルミシスの効果(1, 2)は侮ってはならないと思っている。まあ、私にとっては宗教のようなものかもしれないなあ。