最後の一行
最後の一行が決め手の小説って理想的だけど、 まあ、「一行」にこだわるとそれほどはないかもしれない。 最後の段落とか最後から数頁くらいでどんでん返しがあれば 「最後の一行」としてもいいかとも思う。 で、ポプラ…
聴覚言語と視覚言語、その2
またしても視覚言語と聴覚言語についてである。 一般に視覚と聴覚で分けられている言語を違った見方で見たらどうなるのだろう? ってことを先日に書いた「その1」ではいいたかったのだが、 それは、とりもなおさず視覚…
マニアと素人(あるいは上達の度合い)
最近、講義や講演で人に話すことで悩んでます。 以前は、人に話すことが得意だったと思います。 一部の人からは研究館で一番説明が上手だと言われたこともありました。 しかし、最近ではどうも話すことが難しいと感じています。 話し…
聴覚言語と視覚言語、その1
これまで、視覚情報には時間を必要とせず、聴覚情報には時間を必要とする、 といった意味合いのことを書いてきた。 その延長で、視覚言語と聴覚言語についても考えてきた。 ただ、視覚言語には不必要で聴覚言語には必要であるとする議…
本格ミステリとは?、その1
本格ミステリと呼ばれる小説ほど、 読者(あるいは作者も含めて)にとって定義の異なるものはないように思う。 四の五の言わず、とにかくトリックを見せてくれ!という人もいるだろうし、 トリックよりもプロットで脅かせて欲しいとい…
翻訳小説
以前に「五足の上ぐつ」について書いた。 小学生が書いた作文が、その言葉は無茶苦茶に壊され、 その品格や格調といったものがまったく失われた形で 文部省検定の教科書に載ったという話だ。 そこで思うことがある。 …
視覚言語と聴覚言語
以前から長い間ずっと視覚言語と聴覚言語について考えています。 当然のことですが聴覚言語の方が先に現れたのは間違いないでしょう。 そして、おそらくは記録するという意味で視覚言語が出現したと考えていいような気はします。 で、…
ひらがな
このところ、昭和初期の文章を読むことが多くなっています。 そこで感じるのは、ひらがなの多いことです。 私は、これは私個人の問題かも知れませんが、 ある程度漢字が入っていないと文章が読みにくくなると思っていました。 ひらが…
時代小説
「切腹」の原作を読んで以来、 何となく時代小説、しかも短編を読んでいます。 いまは山本周五郎の「花杖記」です。 これまで時代小説をほとんど読まなかったのですが、 いやあ、上手いなあと感心すること仕切りです。…
さっぱりワヤや
「さっぱりワヤや」って言葉の意味はわかりますか? これは関西人ならおそらく誰でも普通に聞く言葉だと思うのですが、 この言葉の意味を知らない人に伝えることができないのです。 というのは、同じ関西人同士で偶然この言葉の意味を…
責任
このところ英語の話を書いているのでその流れでもう一つ。 責任を英語にするとresponsibilityとなる。 これはどの辞書にも書いていることだし、学校でもこう習う。 だから、英文中にresponsibilityがあれ…
ザアイス
この夏にザ・アイスと言うアイススケートの興行があった。 これ以外にも行なわれてきたのかもしれない。 さてこの興行、タイトルが日本語(カタカナ)でザアイスとなっている。 ここに違和感を覚えないのかなあ??? 今の人は、映画…
二ヶ月後に記憶する
標題の台詞は、ケビン=メア氏が話していた言葉である。 沖縄県民は怠け者だ発言が出たあとにしばらく沈黙をしていたが その時の事情を彼の立場から説明する時の中でこの表現がなされた。 本コラムとは関係ないのだが大まかないきさつ…
ジヒドロゲンモノオキシド(DHMO)
無色透明・無臭・無味の化学物質ジヒドロゲンモノオキサイド(DHMO) は、 通常は液体の状態で存在しますが、固形状態では身体組織に激しい損傷を起こす原因となります。 DHMOは大量発汗、多尿、腹部膨満感、電解質異常などな…
三人称単数現在形
アメリカでは、三単現のsを国家としてなくそうとしているらしい。 それについて英語の本家本元のイギリスで面白い話が出た。 以下、トマス英教育相の話。 「教育水準をバカに合わせると国が滅びるのは今の日本を見れば…
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