ロサンゼルス
先日,電車の中でTシャツを着た女子高生(たぶん)を見ました。 Tシャツは友人とお揃いで作ったものでしょうか、 何やらアルファベットが書かれておりました。 何気なく見ていたら、ふと「?」と思いました。 そこに書かれていた文…
過半数割れ
標記の言葉にいまだ馴染めない。 意味は分かる。 過半数とは、半数を1または0.5超えているということであり、 過半数割れとは、その数値を割り込んでいるということだ。 しかし、どうしても「過ぎる」のを「割り込む」って言葉が…
安吾捕物帳
坂口安吾の安吾捕物帳を風呂で読んでいる。 すごく面白いのだが、なんか既視感(既読感?)に近い感覚を覚える。 理由は単純明快で、山田風太郎の明治探偵モノに空気が似ているのだ。 小説でも映画でも時代や国の匂いが…
AIJの問題って
AIJの社長が逮捕されたそうだ。 彼はこれまで「だますつもりはなかった」と否定し続けていた。 しかし、運用成績を改ざんして顧客に示していたことを自らが認めていたし、 新規の預かり金を解約の払い戻しにあてていた「自転車操業…
論理?
最近は書くのをサボっているが、チョムスキーに関しては考えている。 で、思考の問題もさることながら前提の違いに戸惑っている。 これは以前も書いたが「言語」をどう認識するかってところだ。 私は言語を「体系」即ち…
背筋と背筋
標題は「はいきんとせすじ」と入力して変換させたものです。 このような言葉ってたまにありますよね? どちらでも構わない文章もあるでしょうが、 例えば「せすじを伸ばして」というときに「背筋」と漢字表記すると なんだか違う意味…
男性と男子
小学校の中学年だった頃、たぶん10歳前後だったと思いますが、 私は母親につれられてハイキングに行きました。 母親はそのころ保母さんをしていましたので 母の同僚の女性たちと一緒にです。 保育所のハイキングに私が厚かましく参…
教科書
漫才コンビ・ロザンの宇治原は、 「教科書にアンダーラインを引くところはない」と言っていたそうだ。 その理由は、「教科書に書かれていることはすべてが必要最小限のことであり、 すべてが最も重要なことだからである」だそうだ。 …
dangerとdangerous
以前にアメリカ人二人と橋本の計三人で話をしていました。 その時にdangerとdangerousの違いについて橋本が質問したときの話です。 きっかけは小さなことで、 ロック(音楽です。酒の飲み方ではない!)…
安心と安全
原発の報道が頻繁になされている。 大飯原発が安全だとか安全ではないとか騒がしく議論されている。 しかし、これらの議論に少なからず抵抗がある。 安全とはあくまでも科学的に論理的に議論されるべきことばだ。 そし…
時間・空間・ゲノム・言語
ゲノムの情報が時間軸を伴って活発に活動している状況を、 何となく想像し難いのは私だけだろうか? 発生現象は躍動的に生きもののかたちを作るときであり、 ゲノムと時間の関係を見ているような気もするが、 でも、発生現象を見なが…
読点について
忘れかけた頃に同じことを書いていますがご容赦を。 連休中、風呂場で読書していた時に読んだ文章です。 「今田信子は、気が優しくて、よく働くこの部下を可愛がっていた」。 さて、今田信子さんが気が優しいのでしょうか? それとも…
抵抗感
チョムスキーに絡んでこのところごちゃごちゃと書いている。 (ちなみに「絡んで」とは酔っぱらいに絡まれる方の絡むではない!) で、間違いなくチョムスキーの理解が足りないのは事実なので 私自身のレベルで誤解していことにむしゃ…
言語間の翻訳
チョムスキーは、われわれが普通に用いている表面的な言語の他に、 われわれヒトが生まれながらに、従って遺伝的に持つ普遍言語を考えたようだ。 そして、どうも普遍言語というものはヒトという生物種にとっては「普遍」であるようだ。…
新しいことばを覚えるということとは
例えばソシュールのいう「共時態」の意味を知ろうとする。 その時に普通は共時態の意味を辞書的に説明している文章を探す。 「共時態とは○○のことをいう」と言った感じだ。 そしてその時にはなんか分かったような気になってしまう。…
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