実験

高校生、あるいは高校の先生と一緒にやってみたい実験がいくつかある。橋本は元々が生化学に近い分子生物学なので、生き物を直接観察するような実験は基本的に苦手である。苦手というよりも、そもそもの実験手法をよく知らない。また、研…

作問してみること

勉強方法は人により様々で、一冊の本をじっくり読む人もいれば、一冊の本を一気に読み切ってからあらためて最初から読むことを繰り返す人もいます。橋本は、こういうやり方では勉強が進まなかったので、同じ内容が書かれた別の書籍を読む…

祇園

祇園という漫才コンビをご存知だろうか?もう若手とは言えない漫才師である。何年も前からテレビでは見ているが一度も面白いと思ったことはなかった。 しかし、数年前(たぶんコロナ前)にたまたまNGKで祇園の漫才を見た。めちゃくち…

カンニングペーパーを採点すると

定期試験でカンニングペーパーを作らせてみるのはレポートを提出させるよりもはるかに効果的だと思います。生徒に試験問題を作ってもらうのも、下手な授業や試験をするよりもよほど「主体的」な学習になるでしょうし、良問を丸暗記するこ…

論文を書くこととは

橋本の原腸形成の実験をご存知の方はご理解いただけると思いますが、それこそ世界中のどこでも、なんだったら高校の理科室でもできる実験をしているつもりですし、誰もが思いつく実験方法を使って新しい結果を見出したと思っています。橋…

なぜ授業を聞かなければならないのか?

授業や講義を聞かない人は「もったいないなあ」と思います。だって、人生の中でその瞬間にしか出会えない知識がそこにあるはずなのに、それをあえて捨てているからです。 現在の橋本の思考や知見は、過去に出会ったすべての人の影響が必…

シンポジウム終わりました

シンポジウム終わりました

なんとあの倉谷滋も会場に顔を見せ、なんとも濃い時間でした。倉谷さんの存在に気付いた時の工樂さんの引き攣った顔がなんとも面白かった・・・。  

今日は遺伝研シンポジウムです

恒例の国立遺伝学研究所シンポジウムです。毎回テーマを決めて、その専門家の研究者にお話いただきます。今年は魚を材料に進化とゲノムについて考えます。よろしければお越しください。

影響を受けた考え方

大学院修士課程を終えたら博士課程では別の研究室に移ろうかと思っていました。今の研究室に不満があったわけではありませんが、違うことをやってみたくなったのです。修士課程で入った研究室ではバクテリオファージの分子遺伝学をやって…

試験問題

「趣味の作問」にも書きましたが、知識を問う問題よりも考えさせる問題の方が好きです。この嗜好は、たぶん若い頃の経験によって成り立っていると思っています。 以下は大学院受験の話です。当時の大学院は定員が今よりもかなり少なく、…

わらび

例年、春にワラビを取りにいきます。ワラビはアクが強いのでアク抜きをする必要があると一般に思われているしそれは正しいのですが、小さめのワラビを天ぷらにする時にはアク抜きをしない方が格段に美味しいと思います。たくさん食べすぎ…

定期試験を考える 2/2

「カンニングペーパーの持ち込みを可とする」議論(これまたはこれ)の時にも書きましたが、定期試験で単語や語句の意味を書かせるのはもったいないと思います。それよりは、底に横たわる本質の部分を問う問題を作ったり解いたりしてもら…

定期試験を考える 1/2

生徒に作問をしてもらったら面白いかも、の続きです。 可能であれば、試験範囲を6等分します(何等分でも構わないのですが、ここでは仮に6等分としています)。クラスも6等分して、各グループが一つの範囲に関する問題を作ります。1…

サンマ2023

北海道から4kgのサンマが届いた。海水に浸かったままで生でも食べられるものだ。頭と中骨を外してフードプロセッサーにかけサンマペーストを作った。凍らせておいて鍋の季節に少しずつ利用する。塩焼き用に丸ままで凍らせた。また煮物…

プロダクトアウト 3/3

「考える会」も「作問の会」も、あるいは「英語の学習法」も、自分なりには自信を持ってお勧めできると勝手に自負しています。論理的にはそれほど間違ったことを言っていないという信念もあります。しかし、それも実証されなければ机上の…