首相、もうやめましょうよ。

実はこの問題にはもうほとんど興味はない。 飽きたし呆れたというのが実感だ。 多くの国民もそうだろう。 首相は、国民がこう感じることを先読みしての行動だったのだろうとも思う。 国民が飽きてくれれば自分に対する非難も収まるみ…

発生の砂時計モデル

先週の金曜日に阪大で開かれたセミナーに行ってきた。 神戸理研の入江さんが砂時計モデルについての話であった。 まったく新しい現代的な視点で砂時計モデルを切り取った方法に感心した。 詳細をここで書いても仕方ないので、ものすご…

真似と融合と創造

創造とはまさに新しい概念を創成することだろうと思う。 では、これまでにまったく新規の概念の想像がどれほどできてきたのだろうか? 技術の分野では多くの革命的なbrand-newが生まれてきたのは間違いない。 それまでの概念…

今日の芸術

岡本太郎の「今日の芸術」を読み続けている。 何度も止まり読み返したりしているので小説を読むようには進まないのだが、 楽しんで読むことができている。 ご承知の通り、私はすべての物事を「関係性」の視点から理解する傾向にある。…

線の意味

この欄で先日「今日の芸術」に関して書いた時に岡本太郎の言う「八の字文化」について触れた。 これをもう少し考えてみたい。   八の字文化とは、たとえば絵画の線一本一本に言語的な意味付けをすることであろう。 こう描…

写実と抽象

絵画を極端にみたら写実画と抽象画に分けられるような気がする。 専門家ではないのでこれ以上に分けられるのか、 あるいはこの分け方が正しいのか分からないが、 素人目でそのように感じてならない。   で、「今日の芸術…

黄色い点字ブロックの・・・

JR西日本だけ、あるいは京阪神のJRだけのことかも知れませんが、 ホームの両端に点字ブロックの「線」が引かれており、 「危ないですから点字ブロックの内側にお下がりください」と放送されます。 昔は「白線の内側まで」という案…

激辛料理

辛いものが苦手だ(と以前は思っていた)から 激辛料理なるものを食べる人の気持ちがわかりませんでした。 でも、行きつけの中華料理屋さんで炒め物や麻婆豆腐などを少し辛目に作ってもらううちに その辛さが一定の(某首相が好きな言…

清水の舞台

清水の舞台から飛び降りるような覚悟をこれまでにしたことがあるかな? 自分に問いかけてみると、やすやすと「はい」とは言い難い。 あの舞台から身を投げるような覚悟をすることって、 人生の中で一度あるかないかくらいに決死の覚悟…

経済って難しい?

テレビなどで「ローンを組む時にはリスク分散を」と 分かったような分からないようなことを経済評論家が言うので、 以前にファイナンシャルプランナーに疑問を投げかけたことがある。 プランナーさんの意見は、まあ一般論としてテレビ…

結果として

原子力安全委員会の班目委員長は 「原子力施設は分厚く守られなければいけない」と指摘した上で 「津波が想定を超えたからといって、第2、第3の防護手段がなければいけない」。 「実際にそういう手段を講じていなかった」と述べたよ…

ボーダー

私には全く縁のないファッションの話だがボーダー柄って言葉を耳にすることがある。 どうも横縞の柄を指す言葉らしい。 私のような古い世代には「囚人服」として馴染みのある横縞のシャツもボーダーだ。 しかし、ボーダーって言葉は境…

部品と秩序

岡本太郎を読んでいるので何となくそれについて書こうと思う。 今日の芸術の1章で岡本は「現代人は部品になった」と書いている。 言わんとするところは分かるような気もする。 ただ、ここで私特有の思考が顔を出す。 日本と西洋の違…

レームダック

レームダックという言葉が新聞紙上をにぎわせている。 しかも「レームダック(死に体)」と日本語注釈付きだ。 まるで小学生新聞を読んでいるような気になる。 lameという英語でも分かるように「足の不自由なアヒル」という意味だ…

新聞の見出し

ある新聞の見出しに「参院復興特別委員長に法相を更迭された柳田氏」とあった。 私は、参院復興特別委員長に柳田氏が法相を更迭されたと何も疑わずに読んだ。 しかし内容は、過去に法相を更迭された柳田氏を参院復興特別委員長に起用す…