電車の席についての疑問
通勤にはJRを利用しています。
たまには各駅停車に乗ることもありますが
基本は快速か新快速電車を利用します。
で、日々疑問に感じることがあります。
それは、快速・新快速電車での座り方についてです。
快速・新快速電車では真ん中の通路を挟んで両側に2席ずつ配置されています。
シートは原則的には進行方向むきで、
特急電車や新幹線のグリーン車を思い浮かべてもらうといいでしょう。
で、たとえば始発駅で並んでいる客のほとんどは
まだ誰も乗っていない電車に乗ると一目散に窓際の席に走ります。
だから、最初に窓側の座席だけが綺麗に1列に埋まるのです。
その時に二人で乗り込む客もいるのですが二人はバラバラに座ることになります。
私は、たぶんこっちが特殊なのでしょうが、通路側に好んで座りますし、
よほどガラガラでない限り、二人掛けの空席は空けたままにして、
窓側に誰かいる席の隣に座るようにしています。
もちろん、ガラガラに空いている社内で見知らぬ客通しがぴたっと並んで座るのは、
周囲から見ても、特にその並ばれた客からしても不気味でしょうから、
そういう場合には空いている二人掛けの席に座りますが、
その場合でも通路側に座る傾向が強いです。
だから、座席予約のできる飛行機や特急列車などでは必ず通路側、
特に飛行機では出口に近い通路側のチケットを取ります。
話が横にそれました。
で、さらに不思議なのは混んでいる電車で
たまたまどこかの二人掛けの座席が空いたとしましょう。
でも、立っている人もいるし、次の駅からも大勢乗ってくることがわかっている場合です。
そんな場合でも、二人掛けの通路側に座っていた人が、
何かに憑かれたようにあわてて空いた席の窓側に移るのです。
「窓側が好き」っていうことはわかりますが、
その理由がまったくわからないのです。
そうまでして移らなければならないくらいの魅力なのでしょうか?
理屈としては、例えば下車駅が終点に近くて、
通路側に座ったら窓側の席の人が降り時にいちいち体を動かさなければならないし、
寝ることすらもできないからというのなら理解はできます。
しかし、そうではない場合が多いように感じます。
これは単に「窓側が好き」で片付けられるものなのか、
それとももっと人間の根源に関わる何かがあるのか、
わかる方にご意見を伺いたいものです。
なお、額面どおり「わからない」だけなのであって、
特にそういう行動をとる人を非難しているのではありません。