dangerとdangerous
以前にアメリカ人二人と橋本の計三人で話をしていました。 その時にdangerとdangerousの違いについて橋本が質問したときの話です。 きっかけは小さなことで、 ロック(音楽です。酒の飲み方ではない!)…
安心と安全
原発の報道が頻繁になされている。 大飯原発が安全だとか安全ではないとか騒がしく議論されている。 しかし、これらの議論に少なからず抵抗がある。 安全とはあくまでも科学的に論理的に議論されるべきことばだ。 そし…
時間・空間・ゲノム・言語
ゲノムの情報が時間軸を伴って活発に活動している状況を、 何となく想像し難いのは私だけだろうか? 発生現象は躍動的に生きもののかたちを作るときであり、 ゲノムと時間の関係を見ているような気もするが、 でも、発生現象を見なが…
時間vs空間(論理vs情報)
ゲノムは論理体系の一種だと考えている。 ただの情報の羅列ではなく、その情報同士が関係性を築き、 それらが空間的時間的に厳密に制御されて具現化したものが生きものであり、 したがって、ゲノムの情報が放散してしまってはマズいと…
脳科学?の可能性は
またまた、勝手に脳科学なんて言葉を使っていますが、 実際に脳科学のことは何も知りません。 ただ、怪しげな脳科学者が氾濫しているので、 まあ、それと似たようなものとして考えて頂ければけっこうです。 脳科学にも…
関係性を築くための素地
脳についてどう考えるのか?についてだが、 まあ脳科学の分野から色々と成果は出ている(のだろう)。 ただ、これは言語その他によって関係性が確立した、 いわば完成した脳の働きであり構造である。 こう考えると、脳をそのまま構造…
読点について
忘れかけた頃に同じことを書いていますがご容赦を。 連休中、風呂場で読書していた時に読んだ文章です。 「今田信子は、気が優しくて、よく働くこの部下を可愛がっていた」。 さて、今田信子さんが気が優しいのでしょうか? それとも…
抵抗感
チョムスキーに絡んでこのところごちゃごちゃと書いている。 (ちなみに「絡んで」とは酔っぱらいに絡まれる方の絡むではない!) で、間違いなくチョムスキーの理解が足りないのは事実なので 私自身のレベルで誤解していことにむしゃ…
言語間の翻訳
チョムスキーは、われわれが普通に用いている表面的な言語の他に、 われわれヒトが生まれながらに、従って遺伝的に持つ普遍言語を考えたようだ。 そして、どうも普遍言語というものはヒトという生物種にとっては「普遍」であるようだ。…
原発の安全基準
原発の安全基準に関してさまざまな報道がなされているが、 どうも、少なくとも私が考える感覚とは違う話になっている。 私は、安全の基準を知りたいのではなく、 どこを越えたら危険なのか、 何が起こったら制御不能になるのかを知り…
連休ですね
私の予定はカレンダー通りです。 この季節だと気候もいいので缶ビールを片手に須磨海岸でボーッとすることもあります。 ほぼ1日、本を抱えて風呂で過ごすこともあります。 前半の三連休は風呂住まいでした。 この四連休は・・・どう…
なぜを問うこと2
理由を問うことは人間の思考にのみ許されるようなことを先日この欄で書いた。 これで思うのが社会科学と自然科学の違いである。 両者は学問的(科学的)方法論は原則共通であろうと思う。 ではその違いとは何かであるが、 それこそが…
体系の構築
体系を構築する時にまず必要なものは要素の切り出しだろう。 連続するその他のものから特定のものをあるカテゴリーによって切り分けることがなければ 構造を形づくる要素が成立し得ない。 逆に言えば、要素が存在すれば、それらが互い…
新しいことばを覚えるということとは
例えばソシュールのいう「共時態」の意味を知ろうとする。 その時に普通は共時態の意味を辞書的に説明している文章を探す。 「共時態とは○○のことをいう」と言った感じだ。 そしてその時にはなんか分かったような気になってしまう。…
ことばと時間
ことばの学習によって物事を切り取ると書いた。 その流れで長いあいだ考えていることがある。 私は、時間の感覚も言語によって異なると考えている。 単純な話としては、口惜しいとかガンバレという日本語に相当する英語…
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