リカウント

昨日の13デイズを受けて、何となくタイムリーに思えるニュースを見た。ロバートケネディの息子さんが次の大統領選挙に出馬しようとしているようだ。それも無所属で。さすがケネディー家、かなりの得票が予想されているとのこと。 ブッ…

13デイズ

大学生の時、たしか岩波新書から出ていた「人類危機の13日間」という本(戯曲だったような気がする)を読んだ。これは政治学特論の教科書だった。探せば本棚の奥にまだあると思う。40年も前のことなので内容もほとんど覚えていないが…

プロダクトアウト 2/3

橋本は昔から料理が好きで、「宝くじが当たったら研究を辞めてすぐにでも店を始める」と言い続けてきました。ただ、性格的に「最悪を想定する」ので、橋本程度が始める店で儲けられるとも思っていない。だから、プロダクトアウト・マーケ…

プロダクトアウト 1/3

経済学に「マーケットイン」「プロダクトアウト」という概念があります。マーケットインとは利用者側の目線に立って「何をするか」を考えることで、お客様の意見やニーズを汲み取って製品(プロダクト、具体的なものだけではなくサービス…

英語の学習 3/3

「英語の学習」というタイトルで書き始めましたが、ここで書いてきたやり方は実は英語の学習だけに限りません。人間の脳が何か新しいことを習得するときに共通する方法論だと思っています。このことについてはかたち論や ことば論、 形…

英語の学習 2/3

橋本が中学高校で英語を教えてもらっていたのはもう四十年以上前に遡りますから、今では授業や教え方も進化しているでしょうし、いま橋本が思っていることはすでに当たり前のことになっているか、もはや古い考え方なのかも知れませんが、…

英語の学習 1/3

三十年ほど前からやってみたいなと思っていたことがあります。それは、最低限の英語の成り立ちを学習した若い人に英語を教えたいということです。「英語を教える」というのはたぶん間違っています。教える能力も技量もないからです。数十…

「理解」するには 2/2

試験後の授業で「試験問題に潜在する意味」を解説すると、乾いた砂が水を吸収するように理解してもらえると思います。その理由は、とにかく試験中に真剣に考えるからです。 近年、探究授業の講師としてお呼びいただく機会が増えてきまし…

感染?

なぜだかわかりませんが、金曜日の早朝にいきなりかなり激しい嘔吐と下痢が始まりました。38℃前後の発熱もあります。何か口から入れたら数分以内に吐くし水のような下痢で一日中トイレにこもっている状況です。 なんの前触れもなく症…

「理解」するには 1/2

人間は意味を持ったもの(すなわち記号)しか理解できないと言われます。だから、暗記の得意な人は語呂合わせをしたり何かに喩えたりと意味づけをして覚えるのでしょう。大学院に入って論文を読むようになりますが、最初はまったく理解で…

カンニング学習

作問の話(1・2)にも通じると思っているのですが、定期考査で「カンニングペーパーの持ち込みを許可したらいいのではないか」と考えています。これも、なんでもありというのではなく、A3くらいの紙一枚だけを持ち込み可とするのです…

趣味の作問

趣味というのでもありませんが、この数年前くらいから時間のある時に高校生(?)向けの作問をしてひとりで楽しんでいます。高校の教科書を知りませんし、どのような授業が行なわれているのかも知りませんのであくまでも橋本が「こんな感…

考える会(常識を掘り下げる)

実験結果や論文のデータなどの生命現象にまつわる話だけが題材ではありません。「普通の教科書の知識について」も考えています。たとえば「なぜDNAが遺伝情報(ゲノム)でRNAが遺伝子発現(mRNA)に用いられるのか?」とか、「…

10/21 遺伝研シンポジウム

「恒例」の生命誌研究館・国立遺伝学研究所共催のシンポジウムを10月の生命誌の日(第三土曜日)に開催します。今回は魚を材料にゲノムの進化のお話です。毎年、緩衝材的役割で副所長の仁木さんにもお越しいただいておりますが、主役は…

考える会(作問の会)

「考える会」で作問にも挑みます。ちょっとおもしろい生命現象に関する実験結果をもとに、その現象からどのような問題を作ることができるのか?です。「作問」だけならどのようにでもできますが、ここでの目的としては、その問題を解くこ…