法律には触れていない
ことあるごとに思うんだけど、「法律には触れていないこと」が「正しいこと」ではないんだよな。道徳観や倫理観に基づいて後ろ指を指されないように行動しようよ。
抜け道とでもいうのか、いまの法律が想定していないようなこと、人として、倫理観に照らしてそういうことはやらないという前提のもとにできた法律の抜け穴をすり抜けて、「法律には違反していない」ってどうかと思う。法の精神とかその法の哲学とでもいう、その法が制定される大元の前提がある。それに反していれば、たとえ条文に書かれていなくても、その行為はやってはならない。「法治国家だから」という言い方をよく耳にするが、明文化された条文の奥にある法の精神を理解しての「法治国家」ではないだろうか。