敬語(または年寄りの愚痴) 1/3
敬語を知らない若者が増えているらしい。そんなのは私が若い頃からいたし、特に問題ではないと思う。問題だと感じるのは、「敬語を使う」という気持ちを持たない若者が増えてきたことではないかと感じる。昔は(今でも)間違った敬語でも…
久しぶりの再会
アメリカ時代のボスが神戸の学会に来られていてお会いした。久しぶりに懐かしい話をたくさんさせていただいた。先日書いたことだが、goosecoidという重要な遺伝子を発見したことで名を馳せた方である。もちろん他にも良い仕事を…
カエルの水槽
昨日、カエルの水槽一式を運び出しました。この水槽は、私がアメリカから帰ってきて京大ウイルス研でお世話になる時に業者の人と二人三脚で作ったものです。その後、この業者はこの水槽を販売しました(今ではもう売っていないそうですが…
マグカップと湯呑み つづき
研究者卒業記念品として制作したマグカップと湯呑みですが、ごく一部から「実費を払っても欲しい」とのお声をいただいております。一個から発注できるのですが、送料や割引などの関係で10個まとまったら1,100円/個で制作できます…
駆け込みセミナー?
このところ「セミナーやって」という依頼が突然きます。先日も書きましたが、橋本がもう消えるってことで最後に一度話を聞いておこうという人が増えてきたのかもしれません。年末年始は動けませんので2月の中旬以降になりますが、国立遺…
主税?
この数ヶ月、10年近く以前に書いたブログへのアクセスがコンスタントに続いています。読まれる理由がわからない。この単語をYahooで検索しても私のブログは7〜8ページ目にしか現れないのにアクセスされているのも不思議だ。いっ…
ミックス(またはちゃんぽん)
たまにお好み焼き屋さんで飲む。とんぺい焼きから始まりホイル焼きとかズリニンニクとかお好み焼きやさんの定番ものを食べながらお酒をいただき最後にオムそばで〆る。焼きそばではなくオムそばでなくてはならない。この薄い卵は絶対に外…
言語と思考4/4
同じような議論が続くが、もう少しお付き合い願いたい。 我々の思考には我々の宗教観や倫理観が当然の如く入り込むと言われる。養老孟司などは「日本人が日本語で考える以上は、好むと好まざるとに関わらず必ず仏教の考え方が思考には入…
言語と思考 3/4
前回は、チョムスキーのいう人間特有の普遍文法が、実は生まれたばかりの赤ちゃんの脳に構成されている神経ネットワーク全体を指すのではないかということを書いた。ただ、言語ということに焦点を当てて考えるともう少し違った考え方も成…
言語と思考 2/4
さて、ここで考えるのは、言語の論理体系と言語そのものの関係だ。これまで、この両者は等しいと考えていたのだが、論理体系とそれを表出するある種の「技術」としての言語は別次元のものであると考えたらどうだろう。そうすれば、日本語…
言語と思考 1/4
言語と思考について以前から何度も書いている(たとえばこれ)。思考は言語に依存すると考える一方で、一人で思考(黙考)しているときに頭の中には言語はないという「矛盾」について考えているわけだ。 生まれたばかりの赤ちゃんの脳に…
梅酒
梅酒が大量にある。 梅酒作りが趣味なのは以前に何回も書いた。作るのは趣味なのだが飲まないのでどうしても貯まっていくのだ。先日、そのうちの一つを見ると濁っていた。腐ったのかと思って恐る恐る飲んでみたらものすごく美味しかった…
星を継ぐもの
標記の小説をご存知の方は多いと思う。この小説については過去に何度かこの欄でも取り上げているが、SFをまったく読まない橋本が知っているくらいの名作だ。SFであると同時にミステリの名作でもある。生物学者が道化役をかっているの…
ニール・ヤング
もうかなり以前、かれこれ10年は経つと思うが、Born in the USAでお馴染みのブルース・スプリングスティーンがMusiCares person of the yearの表彰を受けた。その時に行なわれたコンサート…
探究授業終わりました
探究授業と「考える会」は問いかけをして皆で議論し一応の解を得て次に進むという行為の繰り返しなので、進行はほとんどその時の聴衆に依存するわけで、こちらの準備とはまったく関係のないところで止まったり、全く違う方向へと動き始め…
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