忘年会日時決定!
気の早い話ですが、研究室の忘年会が決まりました。 神戸でルミナリエを見てから立ち飲み屋に行くという訳の分からないコースです。 今年は忘年会を数回行なうそうで、 ミナミや京都などの候補も挙がっています。 まだ十月だというの…
論文の書き方
論文の表現にはいつも苦労する。 苦労と言ってももしかしたら普通の研究者の苦労とは違うかもしれない。 例えれば、推理小説の「プロット」のように、 どういう筋書きで書くのが最も驚きがあるかを考えるのだ。 これに関しては何度か…
相似と普遍性
系統的にその起源を同じとしない、 しかし形やはたらきが非常に似ている構造を相似と呼ぶ。 この相似構造をつくるのに働く遺伝子が「相同遺伝子」であることがたくさん報告されている。 これをどう考えるのかである。 …
多様性と普遍性
学生の頃、前館長の岡田節人さんに言われた言葉を今でも覚えている。 「多様性の中にのみ普遍性は成立する」だ。 特にこの10年ほど、私は発生過程の共通性・普遍性について考えている。 これは遺伝子の共通性ではなく…
相似と相同
一般論としてははなはだ書きにくいのだが、 相似と相同の概念についてすこし考えてみる。 相似とは、かたちやはたらきが似ていても 系統進化的にまったく異なる成り立ちで形づくられた構造を呼び、 相同とは、かたちや…
今日は昼から
ラボをあげてミナミへ繰り出し大飲み会です! 夕方には廃人になっていることでしょう。
教員研修
昨日、生命誌研究館で大阪府教育センター主催の教員研修が行なわれ、 午後に橋本が講演をさせていただいた。 主催者から「時間無制限で」と依頼を受けてのものだ。 普通に発生学の話から始まり,進化の話が紛れ込んで、 そこに遺伝子…
綱渡りで松山
今朝,私の乗る直前の特急まで運休でした。 新幹線で広島まで行って船で松山に渡ろうかとか、 飛行機のキャンセル待ちをしようかとかいろいろ考えた末、 下手に動くのをやめて当初の経路をとったのが奏効しました。 なんかギリギリの…
明日は松山市で
高校生相手の講演会なのだが特急は動くのだろうか?
寝てばかりいると・・・・
腰痛で動けなくてとにかくごろごろ寝転んでばかりいると 普段ぼーっと考えていることを考え続けたりしますね。 で、この連日の進化に関する雑文なども、 もう少しまとめ直さなければならないことは分かっているのですが、 なんとなく…
進化を考える上での階層性
さて、たとえば発生拘束を受ける類いの変異とはいったいどういったものなのか? ダーウィン流の自然淘汰で議論可能な変化はどのようなものなのか? その他にもこの中間のような淘汰圧もあるだろう。 これらは、分類群の細かさ(種間の…
進化のきっかけ
進化のきっかけなんて、本当のところはおそらく誰にも分からないだろう。 どうしても現存の生物の知見しかないから、 その当時の事実は推測するしか我々にはできないのだから仕方ないと思う。 そこで、やはり現存の生物…
偶然
科学者としてもはやこれを言ったら不適切かもしれないが、 進化なんて論理的な説明がつかなくてもいいと思うことがある。 これは、非論理が許されるというのではない。 ただ、たとえば数億年に一度しか起こっていない現象について考え…
かたちの進化
進化の原動力はゲノムに生じる変異であるのは間違いない。 ゲノムの変異というものを進化の文脈で具体的に考える場合に、 どうしても世代間の変化とか環境との適応とかに話が及ぶ。 しかし、発生を見ている目からは、 …
鹿児島にいってきます
今日と明日,鹿児島に行ってきます。 鹿児島大学の坂井さんに研究の話を聞いてもらうためです。 坂井さんは、現象の話が真っ当にできる今となっては数少ない研究者だと思ってます。 で、私の妄想をお話しして批判してもらおうってこと…
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