ちょっと妄想

脊索動物の進化について妄想を頭の中で繰り広げている。 明日から遺伝研に行くのでこの妄想を聞いてもらって考えを深めたい。 また、再来週には鹿児島大学へもいく。 坂井雅夫さんは両生類の初期発生には一家言お持ちの方なので 彼と…

いやあ、近い!

名古屋までの日帰りが始まりました。 今日が初日。 しかし、近い!! 三ノ宮まで10分、新神戸まで5分、そこから名古屋までが1時間。 待ち時間などを含めても家から会場までまあ長くて100分くらい。 名古屋で飲んで新幹線に乗…

明日から発生生物学会

名古屋でありますので、 いろいろと考えて自宅から毎日通おうと思います。 新神戸ー名古屋を新幹線だと約1時間で着くので 須磨から行くことを考えても普段の通勤時間とさほど変わらない。 また、親元が新神戸駅の目の前にあるので …

卵黄・発生拘束、そしてカンブリア爆発

脊索動物の形づくりに関して卵黄の影響が重要であろうと考えている。 卵黄の獲得、それに伴う形態の変化、 その形態変化と発生過程がどのように脊椎動物の進化に関わったのか? この、たとえば卵黄を少しずつ増やしていくような場合に…

東京にいます

いま、講演に招かれて東京にいます。 科学とはあまり関係のない方々にお話ししているのですが、 こういうのはけっこう好きです。 関係性の科学、あるいは形の哲学と称して、 まあいつもの思想をぐたぐたお話ししています。 明日も朝…

清水さん

昨日、清水さんにヒドラの話をしてもらった。 いやあ、面白かった。 ゲノムを考える集まりであえてなぜヒドラの話なのか? それをどれだけの人がご理解くださったのか定かではないのだが、 一部の方だけでもニヤッとして下さったらし…

連休も

今日で終わりですね。   明日は「遺伝研のブルース=ウィリス」こと清水さんがお越しになります。 セミナーをして下さるようにお願いしているのですが、 生物学者として私が最も尊敬する方である清水さんの「味」を 館の…

形態形成運動と遺伝子発現3

淘汰圧は、おそらく様々な様式でゲノムにかかってくる。 そのうちの「それまでの正常発生を許容する」という淘汰圧、 すなわち発生拘束、が多細胞生物の進化には大きな意味を持つのだろうという話である。 たぶん、複雑な構造を作りう…

形態形成運動と遺伝子発現2

ゲノムに導入される変異は、正しい形態形成運動を保証するものでなければならないはずである。 それまで行なわれてきた形態形成運動を邪魔するような変異が残るはずは無い。 これが「発生拘束」という言葉で表される正体ではなかろうか…

形態形成運動と遺伝子発現1

正しい形態形成には正しい遺伝子発現が必要である。 これはきわめて正しい論理である。 しかし、これが「正しい遺伝子発現が正しい形態形成を導く」のような理解となれば、 これは少しおかしい理屈になる。 であるにも関わらず、 こ…

nice jacket

先日、花見で京都へ行ったときのこと、 四条大橋を歩いていたら隣を歩いていた外国人の女性から 「すみません」と片言で話しかけられた。 道でも聞かれるのだろうかと思い「はい?」と返事した。 すると、”nice j…

今日は花見

研究室で京都に行きます!!

研究室紹介

このHPの「研究室紹介」は長らく更新がなされておりません。 近々更新しようと思うものの「似非完璧主義」の私は、 中途半端な更新をしたくなくて、 でもちゃんと更新するのも面倒で・・・・・・・。   何となく、私の…

しっぽの論文でました

尾部形成に関するちょっと変わった論文が出ました。 DGDのHPからearly viewで見ることができます。 http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/dgd.12122/ab…

生きものの論理 その3

さらに蛇足。   いまの翻訳ソフトはなかなか素晴らしいと思うのだが、 その理由は、結局は翻訳の基本原理を考えるのをやめて、 とにかく網羅的にすべての言葉を取り込んだということだ。 これはすなわち、人間が言語を習…