卵黄と脊椎動物
卵黄が多くなることにより、 エサを食べなくてもある程度発生を進めることができる。 だから、脊椎動物のように複雑な構造をつくるには 一定量の卵黄の存在は必要なのかもしれない。 ただし、脊椎動物のような複雑な発生過程を経るこ…
卵黄
先の「かたちまつり3」はいろいろと考えるネタがあり良い集まりだった。 その中で熊野さんの「卵黄の問題」が頭に残った。 私は、原腸胚での細胞数の多さが脊椎動物出現の原動力になったのではないかと考えている。 も…
番外レクチャー企画
予定外のレクチャーを企画したらみなさんお越しになりますか?? 意味分かりませんよね? かたちまつりでは、両生類の原腸形成に関してはほぼまったく話をしませんでした。 両生類の最終モデルを示して「ここから議論し…
かたちまつりでの名言
鳥人間はOKだがネズミ男はNGだ!
かたちまつり 終わりました。
いやあ、楽しかった。 それと、これめちゃくちゃにいい教科書になってます。 「かたちまつり3 The gastrulation」と銘打ってDVDを出せば その辺の教員の程度の低い発生学の講義を聴くよりも おそらくよほど本質…
本日「かたちまつり3」
話したいことは山のようにあって、 でも時間は限られていて、 スライドの準備はまだまだできません。 半分以下に減らさないとならないのだが どうしたらいいのだろう??????
今日は館内講演
和歌山県立日高高校の皆様がお越しになります。 おそらくバス二台に分かれ、午前40人午後40人と別れてお越しになるようです。 SSHに指定されているようなので理科の話をしようかなと思いつつ、 むしろ優秀な高校生なら認識論や…
今週は
10日(木)には高校生への講演が午前午後に一度ずつあります。 同じ高校の生徒を、人数の関係で二班に分けたらしいので、 同じ話をしてもいいのですが、 別の話をしてもいいかな?などとも思ってます。 ひとつはカエルの形づくりの…
「かたちまつり3」まであと10日
種が異なる以上は発生過程が違っていてもおかしくない。 でも、同じ種なら同じ発生過程をたどるはずである。 同様に、同じ綱に属する以上はどこかに共通性が無ければならないし、 同じ門に属する以上はどこかに普遍的な発生過程が見い…
ゲノムと遺伝子
さて、心経の続きです。 体系なくして要素が存在しないと考えたとき、 ゲノムなくしては遺伝子の存在すらあり得ないこととなります。 遺伝子単体が意味を持たないというのは分かりますが、 その存在すら疑わしくなると…
ヒドラ・プラナリア
ワムシの話に続いて夢想しています。 ヒドラやプラナリアも無性生殖で増えることが多いはずです。 しかもこいつらの場合は再生して増えるので卵からかたちを作る手順を踏みません。 ということは発生拘束を受けないとも…
ワムシ
またしても西川先生が紹介された話からの妄想です。 まあワムシは,クマムシ同様になんとなく興味があったから うろ覚えの知識からの妄想になりますが・・・・・。 bdelloid(なんと発音するのだろう???)と…
DNAは情報か?
自己複製する(できる)こと自体を情報として取り扱うことに意義があるかもしれない。 だから、前回の議論で、 1・自己複製するためにはそのための装置が必要である、 2・その装置を作るための「情報」をDNAは持っていなければな…
普遍と多様
生きものがある分類群に分けられるとするならば その分類群に普遍な形づくりの仕組みがなければならないと思う。 普遍な仕組みがなければ分類「群」にはならずただただバラバラな多様性しか生じない。 でも、その普遍な仕組みさえ踏襲…
今日は昼から「原腸の会」
原腸形成を考えるという趣旨で 高校教員・教科書執筆者・編集者などなどが集まります。 さてさて、どんな展開になるのでしょう???
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