肉汁

ハンバーグやメンチカツなどを切った時に、 グルメ番組では「肉汁が溢れ出る」などと言われますが、 これって本当に肉汁でしょうか??? というのは、焼けた鉄板に落ちてもこげないんです。 どう見ても脂としか思えません。 肉汁っ…

形式

かたちは形式として民族の生活の礎にもなる。 神事がそうだろうし祭りなどもそうだろう。 正月行事や結婚式・葬式などもこれに当たる。 軽い感じではマナーなんてのも同じことだと思う。   これらの形式は、決まり事であ…

型破り

型ができる。 型は継承される。 型破りが現れるが最低限の基本型は守られる。 守られなければ一門から破門される。 やがてその型破りがひとつの型となる。     「かたち」の概念をうまく説明できている文章…

ルー=リード

ルーも亡くなったか。 行きつけの店は閉まっていくし、 私もそういう歳なんだろうな。 私の中の彼の一推しアルバムはNew york。 めちゃめちゃ格好いい。 暗い部屋で濃いめの酒でも飲みながらボーッとするひととき。 最近や…

もどり川

映画「もどり川」を見た。 脚本が、原作の美文調を意識し過ぎてなのか、ちょっと空振りだったように思う。 連城作品の崇拝者としては原作の良さが生かされていなかったように感じた。 まあ、ミステリを映像化するのはもともと難しいと…

今日は宮田会です

もう少ししたら京都の街に繰り出します。

卵黄と細胞運動

卵黄を多く含み細胞が比較的大きい場合に 細かな形態形成運動に参加できにくいのではないかということを書いた。   多くの魚類や両生類の原腸形成運動時に、 植物半球の細胞は卵黄により動物半球よりも明らかに大きくなっ…

卵黄と脊椎動物

卵黄が多くなることにより、 エサを食べなくてもある程度発生を進めることができる。 だから、脊椎動物のように複雑な構造をつくるには 一定量の卵黄の存在は必要なのかもしれない。 ただし、脊椎動物のような複雑な発生過程を経るこ…

卵黄

先の「かたちまつり3」はいろいろと考えるネタがあり良い集まりだった。 その中で熊野さんの「卵黄の問題」が頭に残った。   私は、原腸胚での細胞数の多さが脊椎動物出現の原動力になったのではないかと考えている。 も…

連城三紀彦さん

早すぎますね。   推理小説の面白さは花葬シリーズから分かったように思います。 少なくとも私が「面白い」と感じるものはこれだったんだと気付くことができました。 美しい文章で丁寧に書かれた小説は、それ自体が名作で…

トリックとロジックとプロット

本格謎解き小説を語る時に頻出する言葉である。   私が推理小説を読み始めたのは小学校の高学年くらいだった。 ノベルズ版の笹沢左保なんか好きだった。 そのころの興味というのはやはりトリックだったように思う。 四の…

「かたち」と「関係性」

「かたちは関係性である」と私は言っている。 しかし、その本質的な意味はおそらく伝わっていないと感じる。   空間にいくつかの「点」があるとしよう。 ビーズとかを思い浮かべてくれても構わない。 点がバラバラならそ…

番外レクチャー企画

予定外のレクチャーを企画したらみなさんお越しになりますか??   意味分かりませんよね? かたちまつりでは、両生類の原腸形成に関してはほぼまったく話をしませんでした。 両生類の最終モデルを示して「ここから議論し…

かたちまつりでの名言

鳥人間はOKだがネズミ男はNGだ!    

かたちまつり 終わりました。

いやあ、楽しかった。 それと、これめちゃくちゃにいい教科書になってます。 「かたちまつり3 The gastrulation」と銘打ってDVDを出せば その辺の教員の程度の低い発生学の講義を聴くよりも おそらくよほど本質…