目が点
「目が点」という言葉の語源はどこにあるのだろう?
もしかしたら江戸時代から使われていた言葉かもしれないが、
なんとなくマンガから来ているのではないかと思う。
マンガで驚いたときや呆れたときなどに目が点に描かれる。
似たように感じる表現はたくさんあるが、
頭が真っ白というのも同じような気がする。
以前に、「英語が日本に張って来てからできた日本語の表現がある」と聞いた。
それは日本語に無い表現、たとえば関係代名詞などを訳出するときなど、
英語の表現を的確に伝えようとしてできた日本語がそのまま日本語会話に使われるようなったということだ。
この話を聞いたのはかなり以前だったので具体的な例を覚えていないのだが、
そのときに出て来た日本語は、
私たちの世代なら普通に「日本語」として使っている言葉だったのでちょっとびっくりした。
たとえば漢字の本家である中国が日本で作られた言葉を輸入していたとも聞くし、
言葉って面白いなあとふとした機会に感じるなあ。