行き詰まらない為には・・・

  で、昨日の続きである。 世紀末には新興宗教がはやると誰かが言っていた。 真偽のほどは定かではないが、 近代社会になる前の西欧社会における世紀末というのは、 現在の我々が感じている世紀末とは空気が違うのかもし…

で、行き詰まったら・・・

論理を展開するとどこかで必ず行き詰まるように思える。 各論を矛盾なく論理立てていけばいくほど 一般論からは離れていき付随する前提も増えていくし、 各論同士にも矛盾が生じてくるから行き場がなくなってしまうのだ。 こうなると…

行き詰まり

以前に、習熟の度合いによって価値観や立ち居振る舞いが変わると書いた https://hashimochi.com/archives/4627。 似たようなことは形を変えて何度か経験している。 同じところを堂々巡りすること…

今週のレクチャーでは・・・

近年ではレクチャーやセミナー、あるいは大学の講義においても、 パワーポイントを用いたスライドショーで行なうのが一般的である。 これは、話し手にとって便利だし、 ストーリー性を作り易いので聞いている方にもウケはよいだろう。…

光と色の三原色

三原色ついては以前に書いたhttps://hashimochi.com/archives/1799。 で、色と光の三原色について面白い比喩があったのでご紹介したい。   人生でいろいろな色を吸収することで人間が…

思想とは何か?

楠木正成の忠誠心を指して、 日本で初めての思想的に行動する人物というようなことを司馬遼太郎は言っていた。 後の世では武士道など忠誠心をあおる思想があらわれたが、 南北朝の頃には、己の損得だけが行動の規範であり、 楠木のよ…

If I were a bird

英語の仮定法を学んだときに標記の文章に出会う。 実際にはそうではないのだが、「もし私が鳥だったなら」ってことだ。 で、なぜIなのにwereなのか?悩んだ人もいるかもしれない。 この理由を(あるのかも知らないが)私は知らな…

イモリからカエルを見る

不摂生で胃の具合がよろしくない・・・・。   ところで、 これまで滅多にコメント欄への書き込みがなかったのですが、 イモリとカエルの話になるとコメントを二つも頂戴できました。 なので、まあその続きですが、 なか…

北斗七星

皆さんは北斗七星をご覧になったことがあるでしょう。   私が初めて北斗七星を見たのは30歳を過ぎて、 アメリカに住んでいる時でしたから、 まあ、普通の人と比べてめちゃくちゃに遅かったと思います。 夜、研究室から…

白衣

赤ひげ診療譚で、小石川養生所の医師はネズミ色の袷を着ているとある。 そして、町を歩いている時にその服を見て貧しい人が寄ってくると書かれている。 その理由は、貧民からは金を取らずに診察をし薬を与えるからである。 で、これが…

形式

短歌や俳句などには文字数などの決まりがある。 文字数に限って考えてみると、 一つの文字には五十音や、その濁音・半濁音・拗音などを入れると 70通りを越える音が入り得ることとなろう。 それが五七五だと17音あるわけだから、…

日本人と構造論

日本人は構造論が好きらしい。 浅田彰の難しい著作「構造と力」がベストセラーになるように、 日本人にはかなり馴染み易い考え方のようだ。 逆に、どうも西洋人には構造論が分かりにくいとも聞く。 日本人の比較対象に西欧人がよく言…

イモリとツメガエル

以前に原腸形成運動の違いだけでイモリとツメガエルの違いを説明できると言いました。 https://hashimochi.com/archives/1190 本当にそう思っていたのはまぎれもない事実です。 これは、裏を返せ…

謹賀新年

新しい年の幕が上がりました。 今年は辰年、わたしは年男です(60歳ではありません!)。 ことしもワクワクドキドキがあるように何かを探して歩き続けましょう。   さて、イモリとツメガエルの比較を進めておりますが、…

大晦日

そういえば、店で晦日蕎麦を食べたことはないなあ。 偶然に月末に入った時には晦日蕎麦を食べることになるけど、 でも、大晦日には蕎麦屋に行ったことは無い。 でも、毎年大晦日には蕎麦を食していますね。 いつも家で乾麺の蕎麦を茹…