「葉桜の季節に君を想うということ」
歌野昌午さんの本のタイトルです。 美しい題名ですが、推理小説です。 毎年、桜が散り薄緑の葉が目立ちはじめる季節になると この本のことを思い出します。 この本を読んだ当時(おそらく2003年)の帯の文句が、 …
まだまだ若いなあ・・・
誰かを見たとき「まだ若いなあ」と感じることありませんか? 私は、自分が「若い」時にこう感じることがよくありました。 今でもそれほど変わっていませんが若い時は本当に無知でした。 読書などから新しい知識が入って、それまでの価…
論文のねつ造
近年、論文のねつ造(疑惑?)が多いような気がする。 論文をねつ造する気になる人間がいることが正直に言ってすごく不思議だ。 これは、私が誠実だからというのではない。 単に、「絶対にバレる」と感じることをなぜするのか?ってこ…
ニッチ?
今後4割打者が出ないことを数学(統計学)的に「証明」したのを見たことがある。 なんだか話を聞いた時には「そうなのか」と半ば納得するのだが その後に私の理解力がついて来なくなる。 いくら統計的に「証明」されようが、 10回…
構造論的生物論
なんかすごいタイトルですがそれほどの内容はありません。 似たようなタイトルをつけ過ぎて選択肢が狭まっただけのことです。 ゲシュタルトを考える時に要素に分解したら意味をなさなくなる。 個々の要素の実体に意味があるのでは…
学生
以前に同じ内容を書いたような気もしますが 書いた人間が忘れているのだから読んでくださる方も記憶にはないでしょう・・・? 私の自慢の一つに学生さんがいます。 橋本は元来教育をする能力(気)がないのですが ウチの研究室に…
連続?不連続?
進化を連続的にどこまで考えられるのかについてかなり疑問を持っています。 論理的な疑問というよりは、ゲノムのかたちから見た感覚的な疑問だろうと思います。 たとえば脊椎動物の中で進化を考えたら連続的な考え方で大丈夫だと思いま…
トムトムクラブ
昨日、何となくテレビを見ていたら心躍る音楽が聞こえて来ました。 PSP(PS2?)のCMで、なんとトムトムクラブが使われていたのです。 おそらく25年以上昔の曲ですが、いま聞いてもまったく古くない。 いや、むしろいまだか…
金曜日
金沢大学からお客様がお越しになりました。 ウニの発生を研究されている方でした。 私はいつも通りに「分子機能ではない発生研究」のお話をさせて頂きましたが、 やはり最近の「分子発生」を行なっている若い方でしたので 私のような…
研究室訪問
たとえば来年度に進学する研究室を探す学生さんがいます。 何かの偶然に橋本の研究を見つけて、 関西方面の他の研究室を訪問するついでにいらっしゃることもあります。 あるいは、ポスドクの公募を出した時にその候補者としてご連絡を…
講義・講演・セミナー
京大から生命誌研究館に移って以来、 様々な環境でお話をさせて頂ける機会に恵まれています。 「講師謝金など頂かなくても行きますよ!」ってのがウリで、 お声がかかればどこにでも参上し、どなたに対してでもお話を致します。 高校…
学生さん
よく、「学生がたくさんいる方がいい」とおっしゃる先生たちがいます。 私にはこの言葉がまったく理解できません。 たぶん、私には学生を同時にたくさん育てる能力が無いせいなのでしょう。 研究室に学生さんが一人もいないとさすがに…
春といえば
補助員です。 先日、環状線に乗ってたら 私の隣の椅子に座ってた小学生女子(おそらく)2人が、 結構大きな声でおしゃべりしてて、 一人が「桜も咲いたし、もう春やねー」と言ったら もう一人の女子が、 「そうそう…
原腸形成運動
「人生で最も重要な時は誕生でも結婚でも死でもなく原腸形成だ!」とウォルパートは表現した。 ところで、原腸形成過程とはひとことで説明するとどういう過程であろうか? 試験に「次の語句を簡潔に説明せよ」という問題が出たときの答…
イモリとカエル、そして脊椎動物
いま、これからの研究について文章にまとめようとしています。 大きなくくりで言えば、脊椎動物のオーガナイザーの本態を探るということですが、 実際には、まず、イモリとツメガエルを徹底的に見てやろうじゃないか!です。 私た…
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