〜なあ

関西弁の話である。関西に住む小さい子供は話をするときに、「ほんでなあ」「だからなあ」を多用する。「今日なあ、京子ちゃんがなあ、積み木でなあ、遊んでたらなあ、えっと、だからなあ、壊してもてん」というような言葉を発する。少し…

統計

人気投票について。よくテレビ番組で「100人に聞いた好きな城トップ20」みたいな企画を見る。それ自体は「ああ、そうなんだ」で終わるので構わない。でも、そのときによく考えることがある。たとえば、絶対にABがトップ2なのだが…

「そうぞう」

くだらない話で恐縮だが、「そうぞう」という言葉がおもしろいと感じる。 私はよく言うのだが、日本語と英語(あるいは他の言語)では森羅万象を切り取る方法が異なる。だから、日本語の単語(概念)を英語にできない場合が多いし、逆も…

レスリング

レスリングが始まりました。文田選手やりましたね! 私はフリースタイルよりもグレコローマンが好みです。どちらも面白いのでしょうが、足元へのタックルよりも胴体だけを持った投げ技の連続に魅かれます。それぞれに面白いところはある…

高校生

叔母の家に行ってきました。バスに乗ったのですが、途中でどこかの高校生の剣道部の生徒が乗ってきました。で、防具をキャリーカート(車輪がついた骨組みに荷物をくくりつけて運ぶやつ)で運んでいました。防具なって担いで歩くものと思…

ご遠慮ください

「ご遠慮ください」を「遠慮しながらならやってもいい」と考える人が増えているらしい。「下がって頂いてもよろしいでしょうか?」「下がっていただけたらありがたい(嬉しい)です」も「下がらなくても構わない」と捉える人が少なからず…

彫刻

狭義の「彫刻」とは「石や木材などの素材を彫り込んで形象を作るもの」である。「狭義の」としたのは、粘土などで徐々に肉付けして作るものも広義には「彫刻」と呼ばれる(狭義には「塑造」)からなのだが、語義(漢字の意味)から考えて…

世紀の大誤審

オリンピックでの熱戦が続いていますね。 さて、標記の言葉ですが、本当に毎日のように目にします。「世紀の」ってことだから「百年に一度」でしょう。それが数日の間に何度も出てくる。面白いなと思ったのは「号泣」です。号泣って「泣…