カサブランカ
久しぶりにカサブランカを見た。ハンフリー=ボガートが格好いい。この映画の魅力は、沢田研二も歌っていたし、バーティ=ヒギンズの「カサブランカ」はカラオケに行けば必ず歌う。ハンフリー=ボガートの魅力を理解しない人とは友人になれないとすら思う。こういうキザが似合う人ってもういないのかもしれないな。イングリッド=バーグマンも美しかった。
イングリッド=バーグマンと言えば「誰がために鐘は鳴る」を思い出す。この時代の映画のタイトルはいいなあと思う。ただの直訳なのだが、「誰(た)がため」っていいし、ヴィヴィアン=リーの「風と共に去りぬ」も「去りぬ」がいい。今だったら原題をカタカナにしておわることがおおいようにおもうし、邦題をつけたとしても、綺麗な日本語ではないような気がする。まあ、すべては個人の好みの問題なので、私の好みが皆さんの嗜好と一致しているとも思えないのだが。