ソーカル事件

西川先生は、多方面の学問領域の人間を動員してゲノムの話を展開しようとしている。 この気持ちは本当によくわかる。 私にも西川先生並の行動力があれば同じことをやってみたいと思うし、 以前に行なった「かたちまつり」なんてイベン…

昨日の授賞式に

王さん・衣笠さんがいらっしゃってましたね。 やはり福本さんは受賞しなくてよかったのかもしれません。 あとのインタビューですべてを持っていっちゃう可能性があったから。 それから、福本さんに国民栄誉賞を贈ろうと決めたときの首…

ゲノムと環境

自然淘汰の考え方ではゲノムの変異を環境が選択するように読める。 まあこれはおそらく間違えてはいないだろう。 しかし、同一ゲノムであっても環境要因により表現型は変化する。 これがその後のゲノムの変化に影響を与えうるのか?と…

国民栄誉賞

長嶋茂雄氏と松井秀喜氏の国民栄誉賞が授与されますね。 特別な思い入れはないものの喜ばしいことに変わりはないとおもいます。 いいことだ。   ところで、国民栄誉賞が王貞治氏の偉業を機に制定された話は有名ですが、 …

変なタンパクができると・・・

ある種の確率でタンパク質を合成できる配列(プロモータ含む)はできる。 だから、一時期にぎわったような「機能性ペプチド」みたいなものが 発生に何か重要な役割をしているってことになるんだろうけど、 まあ、たまたま偶然にできた…

ゲノムとゲシュタルト

形の収斂でも書きましたが、 ゲノムがゲノムとして成立する時に必然的に持つであろうゲシュタルトが 生きもののかたちとして具現化すると大まかには思っていますので、 ゲノム=情報という図式がまったく受け入れられないのです。 極…

柄にもなく憲法を考えてみる

憲法記念日ですね。 というわけで、年に一度くらいは憲法のことを考えてみましょう。   最近、改憲論がさかんに報道されています。 改定(改正?)の発議要件を国会議員の三分の二から半分にしようとする動きについて、 …

ゲシュタルトの概念

先日この欄で、西川先生の「情報」とは橋本の「意味」であろうと議論した。 何でも良いのだが、たとえば塩基が配列として並んでいるだけでは情報ではない。 アミノ酸も単体では情報ではない。 しかし、それが形をなし働きをもつと情報…

微熱が

まだまだ体の芯の部分に熱をもっている感じですが、 広島に行かないと次回以降の宿泊費を支払えないので 体にむち打っていくこととしますわ。 しかしなんだか体が火照ってる。

これはマズいな・・・・

熱が出てきた。 明日は広島なのに。 気合いで治すしかないな。

風邪ひいた

金曜日くらいから「ちょっとおかしいぞ」と思っていたのだが、 昨日の夜にどかんと来た。 ひさしぶりの休みで気が緩んでウイルスが侵入したのだろうか? しんどいぜ。

形の収斂

自然淘汰圧は形ではなく働きにかかる。 では、生き物の形が似ているのは、すべての形に何らかの機能があることを指すのか? 論理的に考えると淘汰圧は何らかの機能にしかかかり得ない。 ダーウィンフィンチのくちばしだってそうだし、…

散歩

昨日は久しぶりに家でゆっくりしました。 昼前に須磨海岸へと行き、そのまま海岸を東にとろとろ歩いて水族園へと到達。 そのまま北上して板宿の市場で食材を調達、 進路を西へと変えて帰宅しました。 約8キロ半の行程でのんびりと2…

セミナーの感想は

私のセミナーは、難しい遺伝子の話など出てこないし、 やっていることも中学生でも理解できるので とても簡単な内容だと思っています。 ただし、歴史が長い分だけの奥行きはあり、 表面的な理解の奥に何重にも楽しさが隠れているって…

DNAと情報

基生研・東大行脚も終わり戻ってきました。 少し収穫がありました。   さて、4月から新しく顧問にご就任の西川先生とお話しした。 彼は、DNAがどのように情報になったのか?の研究をしたいとおっしゃる。 しかし、以…