違和
先日も書いたが、喧々轟々(ケンケンゴウゴウ)と侃侃諤諤(カンカンガクガク)が混乱して「ケンケンガクガク」と発する人が少なくない。似たような意味合いを持つ言葉だが、その様子を、前者は否定的に後者は肯定的に捉えた言葉だろう。…
素朴に2
兵庫県知事への告発文書に関してさまざまな議論がなされているようである。ここで「素朴な疑問その2」である。わたしが思うこの件の論点は二点、ひとつは告発文の内容が正しいかどうか、もうひとつはこの告発が公益通報として取り扱われ…
告発
兵庫県知事とPR会社社長が刑事告発を受けましたね。これはよかったと思う。 私は性格的に理屈を重んじる。過去に「論理至上主義」と蔑まれたことが何度もある。だから、理屈が通っていないことがすごく気持ち悪い。私の考えに近い理屈…
素朴に
兵庫県知事とPR会社の関わりが取り沙汰されている。 知事側の説明としては、PR会社には単にポスターの製作の依頼をしたのみであり、詳細の指示は全て知事側が出しているとされる。そこで、すごく単純で子供のような疑問なのだが、こ…
公選法
いま「公職選挙法は時代に対応していない」と言われている。それはそうなのだろう。技術や時代の変化に合わせてつぎはぎで改訂がなされていてわかりにくいとも言われている。しかし、問題はそこではない。「悪法も法なり」である。どんな…
神経堤か、それとも神経堤細胞か?
脊椎動物の出現とは神経堤細胞の獲得である。ちょっと乱暴な表現になるかもしれないが、このように私は考えている。遺伝研でセミナーをした時に、「神経堤細胞が重要なのではなく神経堤が重要ではないか」という議論が出た。個人的には、…
遊びの時間は終わらない
都井邦彦さんの「遊びの時間は終わらない」という短編、学生の頃に読んで「面白い着眼点だなあ」と感心した記憶がある。これを原作とした映画があることを知り中古DVDを手に入れて鑑賞した。終盤から展開が変わってきて、最終的には全…
盛る
兵庫県知事の問題でPR会社の社長の文章が「盛って」書かれているかどうかという議論がテレビでなされている。この「盛る」という日本語の最近の使い方に馴染みがないのだが、普通の日本語にある「盛る」と同じ意味であれば、根っこに真…
ブス
言葉の意味って、その使われ方(文脈)に規定されているといつも書いている。で、地域や時代によって同じ言葉でも意味合いが違ってくることは普通にある。様々な言葉に触れていると、「ああこの使い方は私とは違うな」とか、「あれ、昔っ…
寒くなってきましたね
通常営業でわりと早くに目が覚めるのですが、プランターに水やりをする必要も無くなったし、最近は結構な時間を布団の中で過ごしています。胸から上だけを布団から出して、前日に寝落ちした本の続きを読んでいます。でも、今日は布団から…
ロサンジェレス
前にも書いたと思ったのだが覚えてないので繰り返しになるかもしれないが、ふと思ったので書いておこう。 初めてLAに行った時、機内での英語のアナウンスでLAのことを「ロサンジェレス」と言っているように感じた。発音なんてその人…
公平中立とは
カポエイラの回で書いたのは、選挙報道に関してふと思ったことがきっかけだった。大手メディアの選挙報道は放送法に規制されているという。実際には、放送法はそこまで放送局を縛っていないとも言われるが、でも実際の報道を「検閲」して…
法律には触れていない
ことあるごとに思うんだけど、「法律には触れていないこと」が「正しいこと」ではないんだよな。道徳観や倫理観に基づいて後ろ指を指されないように行動しようよ。 抜け道とでもいうのか、いまの法律が想定していないようなこと、人とし…
ガラケー
ほとんどすべての方にはどうでも良いことだと思いますが、私はいまだにガラケーを使っています。「使っている」という表現は正しくなく、実際には「所有している(だけ)」が正確だと思います。それでも3月までは仕事関係で週に数回(2…
今日は
新嘗祭ですね。
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