やはりネッシーかあ・・・・
近藤滋さんが「難しいことはわからんが再現実験を支持する、という一般市民の方へ」との文章で
(http://www.mbsj.jp/admins/committee/ethics/20140704/20140707_comment_kondo.pdf)
今回の理研の問題をネッシーに例えて書かれていた。
同じ趣旨をどこかで読んだ気がする。
あっそうか、自分で書いた文章だ!
(https://hashimochi.com/archives/7823, https://hashimochi.com/archives/7830)
当然と言えば当然すぎるのだが、
普通の科学者は同じ考え方をするんですよね。
今回の理研の態度はどうも科学者の言動とは思えない。
報道されている内容しか分からないが、
お金の用途をほとんど黒塗りの書類で公開することや、
これだけ論理的な批判がネットを通じてなされているにもかかわらず、
その大半に答えようとしなかったこと、
処分を後回しにしてまだ問題の人間を雇用し続けていることなど、
研究者とはこういう人種ではなかったはずだ。
自らの成果を世に問い、公に批判されその検証に耐えることにより
己の正当性を主張するのが研究者ではなかったか?
言いがかりのような批判すべてに答える必要は無いと思う。
枝葉末節,揚げ足取りのような批判は無視してもいいとも思う。
でも、今回のネットにあがっている批判は、
一見する限り真っ当な批判のように感じる。
それが誤解だと言うのであればそれを論理的に説明しなければならないだろう。
大隅典子や近藤滋が真っ当な反論を始めている。
そろそろ理研は誠実にことに向き合うべきではなかろうか
(すでにかなり遅きに失しているのだが)。