セシウム

原発事故以降、セシウムという言葉が新聞雑誌からテレビに至るまで流れている。 その認識ももはや人による差はないのだろう。 放射能汚染の度合いや広がり具合を示すと考えて大きく問題はないと思う。 海水浴場の汚れ具合の基準に「大…

ちょっとお疲れだなあ

最近、イモリとカエルの話で個人的に盛り上がっていて、 そのせいかどうか、ちょっと気合いが抜けてきた。 体力的にというよりも精神的にお疲れモードだな。   ところで、今月末に出版社の方と教科書執筆者の方・高校の先…

コビトカバの問題

で、先日書いたコビトカバの問題https://hashimochi.com/archives/4948ですが これが実はかなり根が深い。   科学番組や科学記事などでは、たとえば目玉のような紋様の擬態に関しても…

人として

何日か前、読売新聞の人生相談(人生案内だったかも)で面白い意見があった。 もちろん「意見」ではなく「相談」なのだが、 その相談の前提である意見にぶっ飛んだ。   たしか中年の主婦からのご主人に関する相談であった…

感じ方と言葉

以前に、翻訳家(なのかな?,映画の字幕でよく見るひと)として 戸田奈津子さんが質疑応答形式で話をしていた。 その中で、質問者が「英語には日本語のような繊細な表現はありませんよね?」と聞き、 戸田さんは「そうですね」とお答…

コビトカバの子が鳴かない理由

標記の記事をネットで見かけた。 動物園で飼育しているコビトカバの子供は鳴かないそうで、 なぜなのだろうかと調べるうちに以下の試料を見つけたそうです。   「野生のコビトカバは木のウロや他の動物が放棄した巣穴を利…

発毛

詳しいことはまったく知りませんが、 よく言われている話から貝原益軒の養生訓の考え方には賛同しています。 間違えているかも知れませんが、 健康のためには腹八分目でよく笑いなどと、 最新科学であらためてその意味が証明されつつ…

見えてきたかも

イモリとツメガエルの原腸形成過程について比較解析しています。 で、あらゆる角度からみてきましたが、 もしかしたら重要なことが見えてきたかも知れません。 ちょっとこれは、まともに検討する価値がありそうです。 ああああ、誰か…

漫才攻めIX

そうそう、書き忘れていましたが 今年もティーアップの「漫才攻め」に行ってきました。 今年はもう9回目になるそうです。 毎年毎年、ゲストも呼ばずに自分たちの力だけで漫才をし続けるのは、 よほどの努力がなければできないことだ…

淘汰圧?

で、淘汰の話であるが今日は変な話になる (いつも変だろ!というクレームは受け付けません)。   日本文化には村社会のような全体的な思考が存在している。 だから、たとえばその関係性を乱す行ないをする人間を排他して…

淘汰圧

例えば、私がずっと言い続けているように、 種(でも何でもいいのですが)の分化は小さな変異の蓄積によって 要素間の関係性が変化した結果だとしましょう。 すると、まず大きな枠組みとしての関係性が構築されなければなりませんので…

叙述型のミステリ

翻訳物を読んでいると日本語ではできない書き方があるだろうなと思う時があります。 例えば、英語では二人称は必ずYouですよね。 でも日本語ではお前・あなた・先生など状況に応じてさまざまな言い回しができます。 そして、その言…

串カツ屋

大阪名物「二度浸け禁止の串カツ屋」はもうどこにでもありますよね。 私はたまに「鳥の巣」という店にふらっと立ち寄ります。 梅田・京橋・難波に店が出てますが、 餃子の王将と同じで店舗によってメニューに違いがあります。 この店…

学位論文公聴会

先週の木金と今週の月曜日、 三営業日(?)連続で阪大の学位公聴会でした。 朝から夕方まで、昨日などは朝の8時半から始まり、 すべてが終わったのは夜の9時前でした。 学生さんの発表でしたから、それこそ幼稚な発表もあったので…

データの真贋その2

さて、分子生物学が登場する以前の実験発生学では、 その実験結果はかなり正確に記載されているだろうと書きました。 しかしここにも問題はあります。   面白いのは、過去の文献に当たると、 ヨーロッパ産のイモリの実験…