酒漬け

元日から(実は年末からずっと)大量飲酒の日々が続いています。

すこし控えなければいけないなと思いつつ

毎日なんか飲む口実があります。

 

うちに常備しているビールは俗にプレミアビールと呼ばれるものです。

基本はエビスなのですがプレミアムモルツが安ければそちらを買ったり。

何年か前、来客があった際の話ですが、

その人は第三のビールをご希望になられました。

遠慮されているのかと思いエビスを出したのですが(第三のビールがなかったので)

どうも遠慮ではなく味が好みだったようで、

プレミアビールは濃すぎて美味しくないということでした。

その時はあまりピンと来なかったのですが、

最近はなんとなく分かるような気がします。

そういえば、と思い出したのですが、

アメリカに住んでいた時にバドワイザーやクアーズが美味かった。

あんなシャボシャボな薄いビールは日本では美味しく感じられなかったのですが、

乾いたカリフォルニアの気候にはぴったりでした。

これは、その時の体調とかで味覚が変わることを意味しているのでしょう。

で、最近のように体全体が奈良漬け状態のときは

たぶん水分を欲しているのでしょうかプレミアビールがちょっとキツい。

昨日もとあるお家へ年始回りに出かけ6時間ほど飲み続けていました。

客として歓待されているのでしょうかプレミアビールをお出しいただきました。

それがなかなかキツかった。

特にプレミアムモルツのジャスミンティーのような(たぶんホップでしょう)芳香が

口に広がった際に,本来なら美味しいと感じるところなのにちょっとキツかった。

なんとなく発泡酒や第三のビールを飲みたいなと感じました。

 

もちろん体調の問題で話は終わるのかもしれませんが、

実は以前からプレミアムモルツの芳香があまり好きではありませんでした。

日本酒もどっしりと米の味のするものが好みで、

大吟醸の果物のような芳香(世間では「フルーティー」と呼ばれますやつ)が苦手でしたから、

そういうの(と一緒くたにまとめていいか分かりませんが)に

何か否定的な印象を私の味覚は持っているのでしょう。

ただ、お使い物として誰かに日本酒を差し上げる場合には、

よほど知った相手ではない限り自分の好みではありませんが大吟醸を購入します。

理由は簡単で、大吟醸酒なんて頂き物でもない限り普通に家で飲むことはないでしょうから

こういう場合にはある意味相応しいかなって思うからです。

ただ、私は大吟醸酒よりは紙パックのお酒の方が何十倍も好きなので

家にお招きいただいたときでも,

好みの純米酒がなければパック酒をお願いしています。

これは遠慮ではなく、単純に好みということです。

 

さて、今日明日は特に飲む口実がないから酒を抜こうかな。

と言いつつ、突然、降って湧いたようになにか口実が出現するかもしれませんね。

気晴らしに映画でも見に行こうかな。

元日はアンナハーレント見て、二日は永遠の0を見たし、ほかになにか・・・・・・・。

来月には50歳になります。

映画を夫婦で二千円で見られるようになるようです。

で、疑問。

私の年齢は免許証などで簡単に証明できますが、

夫婦である証明はどうするのでしょう?

ちょっと興味がありますね。