星を継ぐもの
この小説に関しては以前にも絶賛に近い内容を書いた(https://hashimochi.com/archives/3234)。
日曜日にビアホールへ行った帰りジュンク堂に立ち寄った。
なんとそこで「星を継ぐもの」の漫画本が出ていたのだ。
全4巻で合計5千円を超える(マンガって高いなあ・・・・)。
マンガというものをほとんど読まないので、
原作がどのくらい生かされているのか?
どの程度の脚色がなされているのかが気になって衝動買いをしてしまった。
感想は、まず星を継ぐものというタイトルながら、
JPホーガンの連作の話であった。
(「星を継ぐもの」以降、シリーズとして他に2冊(一説には3冊)発行されている)。
だから、続きの2冊を読んでいない立場としてはそこそこ楽しめた。
と同時に、星を継ぐものの例のところ、
上質のミステリをも凌駕する大どんでん返しが
あまりにもさらっと書かれていて、
なんだかもったいないなあと思ったのも事実だ。
マンガを買った動機のひとつに、
あの部分がどう描かれているのかを見たかったからで、
それは絵としての描かれ方もさることながら
あの驚きをどのような展開で伝えようとしているのかにも興味があったのだ。
まあ、これはこれで良いと思う。
でも、当初の期待はちょっとはぐらかされたなあ。