過半数
読売新聞に「自民,過半数超す勢い」とあった。
他の新聞は「過半数の勢い」だ。
以前にも書いたが、「過半数」の「過」と「超える」の意味が
何となく重なって見えてわたしには気持ちが悪い。
半数を超えたものが過半数なのだから、
「超す」と言いたいのなら「半数」にしてもらいたい。
ただ、過半数を「半数プラス1(あるいは0.5)」とする考えもある
(480の半数は240、過半数は241以上という考え方)ので、
それを超す勢いという意味合いで読売は使っているのだろうと想像するのだが、
では、「半数を超す勢い」と「過半数を超す勢い」の両者に意味の違いはあるのか?
241以上か242以上かってことなのかな?
なんにしてもわたしには気持ち悪い表現だなあ。