If I were a bird
英語の仮定法を学んだときに標記の文章に出会う。
実際にはそうではないのだが、「もし私が鳥だったなら」ってことだ。
で、なぜIなのにwereなのか?悩んだ人もいるかもしれない。
この理由を(あるのかも知らないが)私は知らないが、少なくとも私は悩んだ。
悩んだというより、理屈としての理解が出来なかった
(まだ、こんな間違った英語の勉強法をしていた頃の話です)。
先日、家で映画を見ていた時に「えっ」と思ったセリフがある。
“If I was him”だった。
これは、記憶をなくした主人公が自分をおぼしき人間のことを聞いた時のセリフだ。
だから、この仮定法はあながち仮定だとは言い難い内容となる。
すなわち私が鳥であることはあり得ないのだが、
私がその男である可能性は十分にあり得るということだ。
おそらくこんな説明は過去に習っていたかもしれないし、
文法書を読めば普通に書かれていることかもしれないが、
実際の英文と、それが指し示す状況を理解すればすんなりと入ってくる。
面白いなあとつくづく思った。