年の瀬ですね

今年もあとわずかということで、読書の話を。

私はいま、周五郎ブームに入っています。

主に短編ばかりを、古本も含めて読みあさっていますが、

しばしば泣かされています。

通勤途中や飲み屋のカウンターで涙を流して恥ずかしい思いをすることもあります。

で、この年末年始は、大作の「樅ノ木は残った」です。

文庫本で三巻に分かれていますから、

親元に帰る3日間の間はゆっくり読めそうです。

この物語はかなり有名で、ドラマや映画で何度も見て話の流れは知っています。

だから、今まで読む機会がなかったのですが、

周五郎の文章に魅かれているいま、

なんとしても読んでおきたいと思いました。

 

毎年、大晦日に親元にいき三日の午前中に自宅へと戻ります。

初出が10日なので、自宅で一人の時間が一週間ほどあります。

もちろんそのための周五郎も用意しています。

この年末年始は周五郎漬けの日々になります。

ただ、大量購入した書籍も、年末休暇を待たずに読み始めています。

すでに数冊を読了しました。

新年まで読む本が残るのでしょうか?

 

みなさまはどのような読書の嗜好をお持ちでしょうか?

もしも、ミステリがお好きなら、

アントニー・バークリーの「第二の銃声」を読んでみて下さい。

原作は1930年に書かれた、文庫で400頁ほどのものです。

内容はあえて語りません。

その理由は先日述べましたし、

お読みになれば、なぜ私がこう言ったのかご理解いただけると思っています。

なんの先入観も持たずにお読みいただいたあとでどうお感じになられるのか?

興味があるのです。

 

ちなみに、ウチの補助員さんは第二の銃声を読んで

「・・・・ん〜?」と言ってました。

皆さんはいかがでしょう?