川藤さんっ!
阪神の救援投手にロッテからコバヒロが入ったそうだ。
彼は、抑えピッチャー藤川球児の一歩手前で投げるらしい。
コバヒロが8回、球児が9回って感じなのだろう。
で、彼の参加について川藤さんが熱心に解説していた。
曰く、「コバヒロは変化球が主体のピッチャーである」
だから「彼が球児の前に投げると、緩急の差が際立って球児の速球が生きる」そうだ。
私は野球のことを知らないので単なる疑問だが、
彼らは抑えなのでせいぜい1イニングずつを投げるらしい。
ということは3人、多くても4〜5人のバッターとしか対戦しないだろう。
とすれば、同じバッターが二人の投手の球を二打席連続で打つ機会はかなり珍しいはずだ。
緩急の差というのは例えば同じ打席で前の球と次の球の差とか、
あるいは前の打席と今回の打席の差を感じるのではないのだろうか?
ベンチからコバヒロの球を見て遅い変化球にならされた目で打席に立って
球児の球をみたら撃てなくなるということを言っているのだろうが、
これって本当なの?
だって、コバヒロの球をベンチで見てから球児の球を打つまでに
理屈で行けば一回の守備があるはずだよね?
1番バッターから4番バッターまでがコバヒロの球を打ち、
5番から球児の球を打つとした時に、
いちど守備について戻ってきた5番以降のバッターも
コバヒロの変化球の影響を受けてるって言うの?
そうだったら、この5番打者は仕方ないとしても、
6番以降の打者は5番打者のときの球児の投球をベンチで見ていればいいのではないのか?
先発ピッチャーも、バッターが一巡する時に配球を変えるという。
それは納得できるのだが、
この川籐さんの解説は、うまいことを言っているような気もするけど、
なんだか納得できません。