ふたたびキムチ

研究室近くに中国人の夫婦が経営している小さな中華料理店がある。

夕方になるとよくこの店の隅っこで紹興酒を私は飲んでいる。

ご夫婦は中国東北部の出身で、その辺りには朝鮮民族も多いせいかキムチが好きだと聞いていたので、

3年前くらいから手製キムチを毎年お裾分けしている。

もちろん今年の分もお届けした。

 

さて、昨日もまたこの店で飲んだのだが、

店に入った時はまだ早かったので客席で餃子を包んでいるところだった。

普段は厨房にいるのでご主人とは滅多に話さないが、

「キムチ、美味かったよ。韓国のよりも美味しいから、小さい入れ物で売り出せばいい」

などとすごく誉めてくれた。

本場の味を知っている人に、たとえお世辞でも誉めて頂けるのはうれしいなあ。

気分を良くしたので、また漬けよう。

なぜならすでに全量の7割以上がなくなったのだから・・・・。

調子に乗って配り過ぎた。あんなにあったのに消える時は一瞬だな。