論文のねつ造

近年、論文のねつ造(疑惑?)が多いような気がする。

論文をねつ造する気になる人間がいることが正直に言ってすごく不思議だ。

これは、私が誠実だからというのではない。

単に、「絶対にバレる」と感じることをなぜするのか?ってことである。

もちろん,研究者人口の低い分野ならバレることなどないかもしれない。

世界中で3人しかその研究をしていないのならバレない可能性の方が高いだろう。

ただ、そうならねつ造などする必要はない。

ライバルがいないのだから、自分の出したデータは必ず論文になる。

 

ねつ造は、やろうと思えば非常に簡単である。

理屈に合うようにデータを作り出せば良いのだから。

ただ、バレたらこの世界から抹殺される。

だから、やって得なことなどまったくないと言い切れる。

 

ただ、日々すごいプレッシャーを受け続けている人たちならやってしまうのかもしれない。

私のように平和な研究をしている人間には分からないだけなのかな?

「あるある大辞典」の納豆問題のように切羽詰まってやらざるを得なくなり、

それがバレなければどんどん罪の意識がなくなっていくのだろうか?