減量

知らぬうちに体重が増えていた。これはまずい、減量しなければ。というわけで、屁理屈でしかないが、いろいろと考えてみた。とんでもない勘違いをしている可能性はあるが、とりあえず書いてみる。

減量方法である。1時間ジョギングをしても500キロカロリーも消費しないらしい。6時間走り続けたとしても3000キロカロリーだ。対して、コンビニなどの弁当の表示を見たら、一つで1,000〜1,500キロカロリーってはざらに存在する。コンビニ弁当を一つ食べたら3時間走らないと元が取れないようだ。どうも運動だけで体重を減らすのはかなり難しいと思う。もちろん継続的な運動によって時間をかければ健康的に痩せられるのは理解できるのだが、それでも増量や減量って摂取カロリーと消費カロリーの差引だろうから、いくら運動してもそれに見合う以上のカロリーを摂取していたら痩せることはない。

基礎代謝量は、年齢や体重・筋肉量、あるいは生活習慣など人によって個人差はあろうが、一般的には1,000〜1,500キロカロリー程度だと言われている。何もしなくてもこれだけのカロリーは消費しているわけだ。だったら、摂取カロリーをゼロにすれば毎日2〜3時間走ることに等しい計算になる。ある運動のためのエネルギー源として食べ物を燃やすし、体温を保つためにも食べた物を燃やす。燃やすために必要な量より食べたものが少なければ体に蓄えている脂肪を燃やす。

夏場より冬場の方が体重を減らしやすいのはよく知られている。その理由は、単純に夏場よりも冬場の方が体温の維持に熱量が必要だからである。カロリーとは熱量のことである。1リットルの水の温度を1℃上げるのに必要な熱量を1キロカロリーと呼ぶ。だから、体温を一定に保つためにも熱量は必要である。0℃の水をコップ一杯(200ml)を飲むだけで、約7キロカロリーの消費になるはずだ。と考えてふと思った。水風呂なんかはどうだろう?。強制的に体を冷やしたら下がった体温を元に戻すために体は必死にカロリー消費をするはずである。もし1℃体温が下がり、それを元に戻そうとすれば、体重70キロの人だったら70キロカロリーのエネルギーを消費する計算になる。水風呂で体を冷やし続ければ、体温を維持するためにかなりのカロリーを必要とするはずだ。絶食して水風呂に入れば、熱源は体脂肪しかないはずだから、脂肪をどんどん燃やしてくれるだろう。どうだろう、この理屈は??

まあ、本当にやったら重篤な病にかかるか、下手をしたら死ぬだろうな。やはり、食べるのを適度に抑えて適切な運動をする以外にはないのだろう。