電気自動車？

電気自動車の普及が二酸化炭素の発生にどのような効果があるのかがわからない。本当にわからないので、どなたか教えて欲しい。その理由は極めて単純で、確かに、自動車単体で見たら、電気で動かす限りは二酸化炭素は発生しないだろうが、そもそも電気を作り出すときにCO2が発生すると思ってしまうからだ。太陽光発電など、化石燃料を消費しない発電もあるだろうが、それでどれだけの自動車を動かせるのだろう？もっと言えば、それで自動車を動かせるほど発電効率が高いのであれば、太陽光発電パネルを自動車に貼り付けておけば解決することにならないだろうか。

要は、化石燃料を燃やして電気を作り、その電気で車を動かしているわけで、「ガソリン車と何が違うの？」と思うわけだ。さらには、工程が多いほどロスは増える。作った電気をそのまま使えればロスも少ないとは思うが、電気を作り、送電し蓄電する過程が複数存在する。一つの工程ごとに少しずつロスが生まれると考えるのはおかしいのだろうか？イメージ的には、自動車の中でガソリンを燃やしてドライブシャフトを回し、その回転エネルギーによって発電して、その電気でモーターを回して車を走らせる、みたいな感覚。それだったら、ガソリンを燃やした力をそのまま動力にした方が無駄がなくていいのでは（それがすなわち、いまのガソリンで動いている車なのだが）と思ってしまう。

このような考え方をすれば、ハイブリッド自動車の方がはるかに理に適っていると思う。ガソリンを燃やして車を走らせている時に発電すれば、発電に消費される分の燃費は低下するだろうが、カーブや赤信号など、一旦走り出した車を減速させる時に発電させることはものすごく効率的だと感じる。なぜなら、発電の目的でガソリンを燃やしていないし、すでに動いている車の「動力」で発電するとしたら、発電すること自体で制動がかかる。

なぜ、世界がここまで電気自動車の普及に躍起になっているのだろう？？？