ボランティア

個人的な事情によりしばらくブログへの書き込みができていませんでした。役所でたらい回しにされ、銀行で待たされ、それを何回も繰り返し、「同じ書類が必要なら先に言っておいてほしい」と何度思ったことか。今もまだやることがたくさん残っていますが、ブログも少しずつ書き始めようかと思っています。

まずは近況ですが、7月から、学習支援のボランティアを始めました。区民センターのようなところで週に一回、中学生を集めて勉強をみるってやつです。何ができるかわかりませんし、何もできずに追放されるかもしれませんが、できるところまでやってみます。ただ、参加して感じた問題は、個人的にはかなり深刻でした。この欄の読者はご存知の通り「英語の勉強には文法は百害あって一利なし」だと思っている橋本の周りで、「この子は主語や目的語がわかっていない」とか、「be動詞が理解できていない」とか、橋本的にはまったく無意味な会話がされるところです。SVOOとSVOCを理解したら英語ができるようになる?そう考えている平和な方はそれでいいのですが、まあ普通そんなことはない。SVOCを理解しても、その時点で思考は止まってします。だってそこから発展しようがないから。「文法の話をするから英語が嫌いになるんだろ!」って思わないのかな?あるいは、その人は日本語の文法の話をすべて正確に返してくれるのだろうか?すべての日本人が、「私はお前の奴隷じゃない!」と「私は行かない」の「ない」を文法的に説明できていますか?少なくとも私は、両者を「ただの否定語」くらいにしか理解していないし、それで会話もし、拙いながらも日本語作文もできていると思っている。

言語の学習ってそうじゃないんだよ!って思うのだが、まあ人それぞれ、教える側も教えられる側にも得手不得手があるだろうし、正解なんてないのかもしれないなあ。ぼちぼちやってます。