水出しコーヒー
水出しコーヒーを好んで飲んでいる。1リットルの水に細かめに挽いた30グラムのコーヒー豆を入れて一晩置くといった簡単なものだ。コーヒー好きの人が飲んだら薄過ぎてたまったものではないと思うが、コーヒーの甘みを感じられてわたしにはちょうどいい。
さて、水だしコーヒーを作っていていつも思うことだが、コーヒー豆の脂の多いこと。数回入れたらガラス容器の表面には脂がへばりついてギトギト感が半端ではなくなる。脂がへばりつくということなので、たぶんガラスの表面にトラップされてコーヒーにはあまり入っていないのかもしれないが、お湯で入れたコーヒーにはこれがたっぷり入っているのだろうと思う。ただ、この脂が良い者か悪者かの判定はわたしにはできない。脂溶性の体に良い成分が入っているのなら水出しコーヒーを飲むことで大切な栄養素(?)を取れていないことになるし、体に悪いものだとしたら水出しの方がいいこととなる。たぶん調べたらある程度はわかるのだろうと思うのだが、お湯で抽出したコーヒーの苦味(エグ味)が好きではないのであえて調べずに水出しで満足しておくこととしよう。
ちなみに、喫茶店などのコーヒーやコンビニで売られている紙パックやペットボトルのコーヒーは濃過ぎて飲めない。セブンイレブンの紙パックのコーヒーは牛乳で2倍以上(水なら3倍)に薄めなければ飲めない。胃が痛くなるのだ。だから、遠くにほのかなコーヒーの存在を感じさせる水出しコーヒーが性に合っている。ただ、ウオッカをコーヒーと炭酸で割って飲む時には市販の濃いコーヒーの方が合うような気はする。わたしの水出しコーヒーでは薄すぎるのだ。