4月1日です
2024年4月1日になりました。新年度ですね。
今日からは東京都立大学理学部生命科学科の客員教授として研究に関わらせていただきます(四月馬鹿ではありません)。都立大学の発生生物学研究室にはニワトリの初期発生を研究している福田公子さんと、ホヤの初期発生の研究者である高鳥直士さんがいらっしゃいます。原腸形成の橋本モデルを中心に考えたら原索動物から羊膜類まで説明できるという仮説を立てていますので、それを実験的に検証するには良い環境かなと期待しております。細胞周期と分化未分化の問題もホヤを用いて実験できそうですし、これまでの研究の答え合わせとして新しい展開が期待できそうだなと楽しみです。何か展開がありましたらその都度ご報告申し上げます。
今後は思考することが主題となります。実験しない分、時間的な余裕はできますので、学校教育についても少しじっくりと考えさせていただきたいとも思っております。直接的に関わることは難しいかもしれませんが、一人でいろいろと思考していきたいし、できたら現場の先生方と話したいと思います。「考える会」は地域を超えて広がっています。探求授業など生徒さんとの関わりも大切にしたいです。さらに試してみたいこともいくつかあります。現場の先生方と話したいことや教えていただきたいこともたくさんあります。今まで出会っていない先生方や生徒さんたちと少しずつ関わっていければありがたいです。都立大は夏に「教員のためのリカレント講座」みたいなものを開催していますので、こういうものにも関わっていければ嬉しいなと感じます。
まあ、焦らずのんびり、ですね。
BRHから離れて13年ほどになるのですが、ついに橋本さんもBRHをご退職されて、新たな環境に行かれるのですね。30周年式典でお会いできるのではと密かに期待しておりましたが、橋本さんのご謙虚なご性格でひっそりとご退職されていたことに気づきませんでした。
また東京都立大学にて取り組まれているということで、
私も近所と言っていいのかわかりませんが、
実は紆余曲折を経て、多摩地区に住んでおりますので
どこかでお会いすることがあれば幸いです。
東京での30周年式典には参加しましたが、高槻での式典の時はお腹にくる風邪(吐き下しが激しくてトイレから離れられませんでした)により沈殿しておりました。お会いできなくて残念でした。