今日から

さて新しい人生が始まりました。これから何をしようかな?と考えています。今までに経験のないことをいろいろとやってみたいとも思っています(裁判の傍聴とか?)。どこかの厨房に入れてもらったり、大工の見習いみたいなことも経験したいなあ。

山のように本を買っていますので、まずはゆっくりと読書させていただこうかな。この欄ではいつも書いていますが、必要に迫られてどうしようもなくなったら生物学の本も読みますが、基本的には私は思想哲学書とミステリしか読みません。

読書しながらいろいろと思考する癖があります。何か思いついたらそこから次の思索へと移ります。思想哲学書やミステリ小説を読みながら、生物学のアイデアが突然現れたこともありました。ただただぼーっと考えることで新しい思いつきに至ります。思考していると、意識下で考えている以外にも無意識下で考え続けているようです。だから、これまで夢の中で科学の「発見」を何度かしました。おそらく、その時点で持っているさまざまな知見を論理的に並べることができず、無意識下で苦闘していたのでしょうが、夢の中でもそのパズルを組み立てていて、すべてのピースが矛盾なくハマったときに新しい概念が生まれる、その瞬間にモヤモヤが解消され「発見」に至ったということなのだろうと思います。これまでの研究に付随することや理科教育など普段から考えていることがたくさんあります。なにかモヤモヤしていることもあって、無意識下で苦闘しているのだろうと思います。ヒントは直接・間接を問わず周囲に散りばめられていると思います。それに気づくひとつのきっかけとして読書があります。たのしみです。

寺田寅彦全集から始めましょうか。