読書 1/3

本を読むのが好きである。漫画はあまり読まないが、でも何かの拍子に趣味が合いそうな誰かのおすすめの漫画に出会えたら読んでみることもある。レンタルや古本ではなくほとんどの場合は自分で購入する。理由は以前にも書いたのだが、頑張って本を書いている作家さんへの応援である。いきなり東野圭吾が出てきたわけではない。売れない作家が芽を出すまで赤字覚悟で出版してくれる出版会社がなければ新しい才能など出てこれない。でも、赤字を出し続けていたら出版業界も成り立たない。それを支えてくれるのはすでに名を成した作家の本の売り上げだろう。それを応援したいから本でもDVDでもお金を出して購入することにしている(例外はすでに入手困難となったものだが、それでも地方に行ったときに小さな本屋さんを巡って探したりする)。

おかげで本棚はとんでもないことになっている。家を建てるときにかなり大きな本棚を一緒に作ってもらった(「造り付け」で本棚として独立せず壁や柱にしっかり固定されているので、家の構造物の一部として耐震化を上げる役割を持っている)。その本棚は高さにして床から天井まで、文庫本が3冊縦に置ける奥行きになっているのだが、もう本を置く場所はない。いまは、引っ越し前後のように本を詰め込んだかなりの数の段ボール箱が床から積み上がっている。DVDも何本あるか見当もつかない。ボックスやセットになったものもあるので正確な数は数えられないのだが、下手をしたら千を越えているかもしれない。昔は新刊書を買っていたが今では文庫化されるまで待つ。これは単純に場所の問題である。だから、気になる本を見つけても実際に読めるようになるまで数年を要することもあるし、そうなるとその本の存在を忘れてしまうので結果的に読まずに終わった本もたくさんありそうだ。

いまでは書籍やDVDも無くなる方向に進んでいるらしいが、古い人間なので、いまでも文章を書いたら一度印刷して内容を読み返す。モニター上で文章を書くことはできてもモニター上で文章の全体を校正できないのだ。同様にモニターを通して読書をする気にもならないし、読んだとしても頭に入ってこないので、印刷物がなくならない限り今の状態を続けるのだろう。