お酒

以前からそうなのだが、朝起きた瞬間は「少しのあいだ酒を控えよう」と思う。少しの間とは1週間程度を思っている。最近は今後の健康のことを考えて特にそう思うことが増えた。しかし、午後になると飲みたい(飲み屋に行きたい)と思う。私はアルコールが好きだというわけではない(と思っている)。酒を提供する飲食店にいる雰囲気が好きなのだ。特に誰と話さなくても構わない。一人で読書をしながら美味い肴で一杯やっている時間が好きなのだ。だから、毎夕どこかのカウンターに向かっている。このひとときが精神のリフレッシュに必要なのだろう。で、朝になると「今日は真っ直ぐに帰ろう」と誓う。毎日がこの繰り返しである。

基本的にはなんでも飲む。普段は食べたいものから店を考えて、その店の料理に応じて飲む酒を選ぶ。和食が多いので日本酒が多い。日本酒も、吟醸や大吟醸は好まない。どっしりとした純米酒があればそれがいいのだが、なければ普通にいう「日本酒」がいい。菊正宗だったり剣菱だったり日本盛だったり店によって違うだろうが、「燗酒2合」と言ったら持ってきてくれる一番安い日本酒である。時にはイタリア料理屋さんに行く。この場合は、ピザやパスタを食べたいというよりはワインを飲みたいからということが多い。バーに行けばジンビタース一択である。蕎麦屋で一杯もいいのだが関西にはそれができる蕎麦屋が少ない。以前梅田にあった十割蕎麦の店も閉じてしまった。

家で飲むことは少ない。たまに肉の塊を買ってきてガッツリ食べる時があるが、その時にワインを開けるくらいか。あるいは、飲んで帰ったけどなんだか飲み足りない時に家で焼酎を飲む。焼酎はさつま白波がいい。こういう時はいくら飲んでも酔った気がしない。すでに酔っているので飲んでもそれ以上酔わないのだろう。だからかなりの量を飲んでしまう。

今日もいまのところ飲まずに帰ろうと思っている。この気持ちが15時をすぎても保たれているだろうか・・・?