ライスとパン

洋風の(「和」じゃない程度の意味です)食べ物屋さんで

○○ランチ・○○セットみたいなものを注文すると、

「ライスとパンがございますが」と言われることがあります。

私はあまりパンを好んでは食べないので、

「ご飯をください」とお願いします。

 

で、いつもの私らしい疑問、

「なぜ、ご飯を英語でわざわざ表現するの?」

「なぜ、パンも英語にしないの?」。

毎回、どうでも良いとは理解しているのですが、ちょっとだけ気になります。

 

小さい頃は、メニューに書かれている言葉しか使えないと思っていました。

私は両親共稼ぎの一人っ子でしたから、

小学校の低学年の頃から夏休みなどの昼食は食べに行っていました。

いまでも覚えていますが、お好み焼き屋さんで

ご飯のことが「めし」と書かれていました。

「めし」と言葉を発するのが小学生には恥ずかしく、

結局、ある程度大きくなるまでその店でご飯を食べられなかったのです。

では。ある程度大きくなった時に「飯」と言えたのか?

答えは否です。

大きくなって「ご飯と言えばいい」ことを知ったわけです。

同じ感覚で、私はいまだに「ライス」が言えません。

でも「ご飯」と言えるので大丈夫です。

 

そういやあ、まだピザなるものがまったくと言っていいほど世に出ていなかった頃、

近所のおばちゃんが言ってました。

「ピザは洋風のお好み焼き」だと。

実際にピザを食べたとき「違う」と思いました。

ただそれだけの思い出です。