税金?

増税が叫ばれています。

まあお金がないなら仕方がないとは思いますが、

可能な限り公平に考えて頂きたいと思っています。

 

さて所得税の増税がありそうな気配がしてきました。

それの是非はともかくとして、

所得税は実は現在3割の人しか払っていないことをご存知でしょうか?

その3割の人からさらに税金を集めようってことです。

しかもサラリーマンなど逃げられないところからの集金です。

タバコ税ってのもあるようです。

いまや煙草を吸っている人は全体の3割くらいといわれています。

そこからも一般財源として税金をさらに集めようとしているようです。

 

難しい話は私にはわかりません。

ただ、なんとなく異論を挟めない弱い立場の人や

取りやすいところから取るという風にしか見えません。

もちろん、その人たちに対する目的税ならわかります。

以前は自動車に乗っている人は限られていた。

だからその人たちから集めた税金は自動車や道路の特定財源となる。

こういうことは理解できます。

ただ、時代は進んでいまや自動車の恩恵に浴さない人の方が少なくなってきた現在でも

自動車関連の税金は目的税化されたままだったと記憶しています。

 

逆に昔は大人になればほとんどの人が煙草を吸っていたのだから

それは一般財源にしても良かったのかも知れませんが、

いまやほんの2〜3割の人から集めた税金を全国民のために使っているというのが

やはり税負担の公平性の観点から疑問に思います。

もちろん、私のわからない高尚な議論があるのかも知れませんが、

それならわかりやすくそれを説明してもらいたいものです。

自分が得をするとしてもやはり誰かが理不尽な不公平を被るのなら

それは是正されなければならないと思うのです。

 

この議論は、私の少ない知識から所得税やタバコ税を例示したにすぎません。

これらに限らず、いかなる税金に関しても、

2割の人からだけ税金を集めると言うことは8割の人からの反対はないわけで、

それは政治家としたら選挙にも大きく影響しないしやりやすいでしょう。

でもそれって、冷静に考えて「民主主義?」って疑問に思います。

税の公平負担って基本中の基本だと思うからです。

なにかまちがっているかな?