津波のせいだったんじゃないの?
福島第一原発の1〜3号機が炉心溶融しているらしいと報道が伝えている。
それも、津波の到達前に冷却が止まり、それが原因だということのようだ。
えっと、想定外の津波が現状を引き起こしたんじゃなかったっけ???
たしか、地震の揺れだけなら核分裂反応も止まったし冷却設備も問題なかったと、
錯覚かもしれないけどそういう感じの認識を私はしていた。
でも、その前に、地震の揺れだけで重大な問題があったってことになるの?
それとも、津波さえ来なかったらすぐに機械の修復をして
このような自体にはいたらなかったと説明できるのかな?
それにしても、数少ない漏れ伝わるデータからでも
すでに炉心溶融が起こっていると指摘する解説を何度か耳にした。
それもかなり早い段階であり、結果としてそれが当たっていたことになるのだが、
この発表までの間、東電も政府もまったく気付かなかったのだろうか?
もしそうなら、意図的な隠蔽よりもことは深刻だと思う。
たしかに、テレビの解説者なんていろんなことを言う人たちの集まりだから、
その内の誰かは結果として当たりの解説をすることもあるだろう。
もちろん真逆の解説も見受けられる訳で、
だから、それをして何かを軽率に議論するつもりなど毛頭ない。
ただ、そう考えても、このことを受けた新聞報道に驚きがないことが気になる。
「そんなことを今さら言われてもなあ」って解説だけしか目にしない。
で、そんな炉心溶融が起こっている状況で格納容器は大丈夫なの?
水棺なんてことに物理的に耐えることができるの??
今の計画のままで本当に大丈夫なの?
それとも、この自体は計画段階から織り込み済みだったの?
それにしても炉心溶融という重大なことが
地震当日に起こっているという事実に気付かないとしたら、
危機管理などを叫ぶこと自体が不毛なことになってしまう。
日本国政府の方々、本当に大丈夫なのですか?