防護服
先日、何かの番組で原発作業員の不安のひとつとして防護服の損傷があげられていた。
ある意味で宇宙飛行士の宇宙服のようなもので破れたら命に関わるとも言えるから、
「それはそうだろう」と思った。
しかし、その先を聞いてびっくりした。
「紙でできている」というのだ。
紙だけでできているのが事実なら放射線を防護できるはずはない。
単に、降り注ぐ放射性物質が衣服や地肌に直接触れることを遮る程度の効果しかない。
これで高い放射線量の場所の作業をしていると考えただけで恐ろしい。
完全に防ぐことは無理にしても、
少しでも放射線を通しにくい素材で作ることはできないのだろうか?
それとも、土台は紙だがその上に放射線を遮る加工でもなされているのだろうか?
現在かなり気になっていることのひとつである。