We haven’t had that spirit here since nineteen sixty-nine

先日、SONGSという番組を見た。

毎回、一人あるいはひとつのグループを取り上げる。

私がみたのはEaglesの回だった。

 

私はカラオケでHotel Californiaをよく歌う。

意味も何となく分かっていたつもりだった。

しかし、表題の歌詞の意味を捉えられていなかった。

nineteen sixty-nineとはWoodstock Music and Art Festivalのことで、

that spiritとは”Woodstock”が開かれたときの

反体制的であり退廃的なspiritらしいのだ。

私はこの歌詞の直前にある”Please bring me my wineに対する答えとして

wineをspiritと称して「ワインは1969年以降おいてません」と言っているのだと思っていた。

もちろん、そういう台詞に隠してspirit of THE Woodstockを言っているのだろうが、

ここを読み取れなければ全く意味がないじゃないか。

 

よく、イーグルスのことを人は「カリフォルニアのノー天気バンド」と言う。

その「ノー天気バンド」がこのアルバムを出したのが奇跡と言った。

その辺りは分からないが、Hotel Californiaの次のアルバムはなかなか出なかったし、

やはり、一般的には期待はずれで終わったように思う。

これはイーグルスに限らない。

あのマイケルジャクソンもスリラーのあと苦労した。

違う言い方をすれば、ビリージョエルのナイロンカーテンも

イーグルスのホテルカリフォルニアに近い印象はある。

なかなか興味深くて難しい問題だ。