松山中央高校、その後

先日に松山中央高校へ講演会に伺った話はこの欄でも書いた。

その反応が高校のホームページに載っていた。

(このページの下に貼付けています。クリックで拡大)

 

私は話をするのが好きだし、

好きだからこそがんばって準備もする。

できるだけ「面白い」と思ってもらえるように努めてもいる。

でも、実際に生徒さんたちがどうお感じになったのかはわからない。

だから、このような感想を頂戴できるととてもうれしい。

 

そう言えば、先週のレクチャーのあとに、

お客様と少し長い時間話をしていた。

その時に「一年が待ち遠しかった」という過分なお褒めの言葉を頂いた。

たまたま偶然に聞いた橋本の話が面白かったから他のレクチャーにも参加したのだけれど、

他のはまったくつまらなかったという強烈な褒め言葉も飛び出した。

まあ、合う合わないは相性の問題が大きいので優劣の問題ではないのだが、

たまたま、その方のその瞬間の思考に橋本の話が響いたのだろう。

 

まあ、誉められるのは嬉しい反面で厳しくもある。

具体的な内容ではなく、「よかった」という感想だけが頭に残っていると、

次の機会には「あまり面白くなかった」と感じられることがあるからだ。

「奈良の大仏」である。

 

老舗の代替わりがあると、

先代と同じ仕事をしていたのでは「質が落ちた」と評価されるらしい。

先代よりもかなり努力をし、先代を越えるモノを作って初めて認められると聞く。

認められるとは、先代と同じだと認められるにすぎない。

 

恐ろしいと同時に気も引き締まる。

 

松山中央高校1松山中央高校2