次年度研究計画
昨日,館長・顧問・研究員・SICPチーフが集まり次年度の研究計画案について討論しました。
内容についてはおそらく「守秘義務」があるでしょうからここでは述べられませんが
研究員の個性が存分に発揮された面白い時間でした。
ちなみに橋本はいつも通り「オーガナイザーの話」と「分子の話」の二本柱でいきます。
ただ,分子と言っても「分子カスケード」「転写制御」が嫌いなので
極力そちらから遠い方向に動く習性があります。
分化にしてもパターン形成にしても、
最終的には遺伝子発現制御にいくのはもちろんなのですが
最初からそこを起点にしたくないという意固地な感覚でしょうか。
既存の分子カスケードに何か組み込もうと努力するよりも
新規のメカニズムに注目して,結果として既存の分子カスケードの一部に組み込まれる方が
個人的には楽しい研究だと思うのです。
いまは、非常に面白い時期と場所で発現する遺伝子を見つけましたので
それについて解析しようと思っていますが
これまたどうなることやら・・・・。
往々にして,期待通りには動かないですからね・・・。